仕事をしていても、恋愛をしていても、
相手が自分の言ったことををわかってくれない、
言った通りにやってくれないということって
よくありますよねショボーン
子育てをしていてもそうです。

他人を思い通りになんかできないんですよ爆笑

そもそも違う生き物だし、
あなたの思っていること自体
100%伝わらないと思ったほうがいいですよ。

一緒に作業をしていて、
一対一で仕事を教えたのに
求めたクオリティーを出してくれない。
思った結果を出せない。

それはとてもイライラしますよね。

そんな時は自分の感情を観察してみてください。

言うことを聞いてくれない
って思ってるんだな
ってところです。

果たしてあなたは相手に
どうしてほしいかをちゃんと伝えているでしょうか?

例えば
お豆腐とネギの味噌汁を作って欲しい。

ネギの切り方は斜めに切るのか
小口切りに切るのか
3センチのぶつ切りにするのか

お豆腐は1センチ角のさいの目切りなのか
3センチ位の大きな切り方なのか
味噌はどれぐらいの濃さなのか
薄味なのか濃い味なのか

味噌汁1つとってもこんなに違います。
さらに言うならば、木綿か絹か。
ネギはどんなネギなのか。
それによっても変わってきます。

レストランでオーダーをする時は
写真があって、説明書きがあって、
お値段が書いてあります。
だから、
タイトルである商品名を告げれば、
それが出てくるのが基本ですよね。
口にするのは商品名だけなのですが、
そこにはその写真に近いもので、
その説明書きに近いものが出るはず。

それと同じように、
あなたも誰かにお味噌汁を作ってほしかったら、
それぐらいの情報量を提供する必要があるのです。

仕事をする上で指示をする時も、
それぐらいに細分化してきちんと伝えなければ、
あなたの求めるものは出てこないわけです。

それを全てちゃんと伝えているでしょうか?

普通に、とか
常識で考えればわかるとかは通用しないのです。
常識なんて人によって全然違いますから。

言うことを聞いてくれないと思ってしまったら、
私の言うことって
どれぐらい言ったんだろう?
って考えてみてください。
細かく伝わっているでしょうか。

相手の性格にもよります。
1を聞いて10を知るようなタイプであれば、
ちょっと言えば伝わるかもしれませんが、
勝手な判断をして全然違うものを仕上げてくる可能性も高くなります。

細かく言わなきゃ伝わらない人もいますが
細かく言って伝えた方が、
あなたの求めるものに近いものは
できるんじゃないでしょうか。

言うことを聞いてくれないという思いの裏には
言うことを聞かせたいと言う思いも隠れています。

なぜそれをやって欲しいんでしょう?

おいしいお味噌汁が飲みたいから。
家族においしいお味噌汁を出したいから。
作ってくださいと頼んだ人に
お味噌汁を作るスキルを上げて欲しいから。
料理をする素敵な体験をしてほしいから。

目的が変われば伝え方も変わるし、
求める結果も変わってきます。

とにかく今あの時食べたお味噌汁が食べたい
ということであれば、
あの時食べたお味噌汁について
細かく説明をする必要があるのです。

ネギと豆腐の味噌汁が飲みたいと伝えても、
作り手は親切で油揚げを足すかもしれないおねがい

でも実は油揚げが入ったお味噌汁は
今ちょっと食べたくないかもしれないんですよね。
そうすると、
相手は親切で油揚げを出してくれたのに、
まいったなぁこれじゃねーんだよなぁっていう気持ちになってしまいますよねえー

前に作ってくれた時、
めっちゃおいしかったから
あん時とおんなじ感じで作ってよ

って伝えたら
作り手は油揚げがもし手元にあったとしても、
そういうことなら油揚げは入れないでしょうね。

思いやりとは
相手が何を求めているのか
どんな感情を味わいたいのか
考えて伝えることです(^^)

今日も奇跡の1日をお過ごし下さい