2日目
安宿から徒歩で上海駅に向かった。
上海の朝は路上で散髪する人がいたりと自由だ。
徒歩15分くらいで上海駅に到着。
ここで友達と待ち合わせ。
8:10の蘇州ゆきの電車なので割と余裕を持って到着～
って、このときまだ中国の洗礼を受けることは知らず。。。
友達とは30分前くらいに合理する予定だったけど入口が2ヶ所あるらしくちょっと手こずった。
『チャットでチケットの交換した？』と聞かれて呑気にまだーって言っていたら窓口で交換しないといけないんだけど日本と違って並んでる人の数が違うwww
えー！こんなに並ぶの？！
なんでスムーズじゃないんだー！！と中国の人口の多さを目の当たりにしたwww
しかし、この長蛇の列だと電車の時間に間に合わないと友達が先頭に割り込んで交渉してくれた。。。
さすが、中国割込みがうまいｗ（こらッ）
多分中国語で『時間が無いから先にチケット交換させてー』って話していたんだと思う。
おじさんは『いいよ』と言うものの番が来たら譲らないww
そうだ！中国は人を簡単に信用しない文化だったー！！
でも、友達もなんとか粘ってくれて無事にチケット交換ができたww
これ1人だったら完全に乗り遅れてたわ。。。
この時期、中国はお彼岸が休暇みたいでそのせいで電車も混んでいた。
勿論、私は指定席だけどやはり勝手に座ってる人がいるよねw
みんな、お墓参りに行くみたいでお花やらお供え物やら沢山持っているから通路も荷物と人で埋め尽くされていた。
私の荷物の上に知らない荷物がw
上海8:10出発して蘇州8:42着だからあっという間。
隣でみかんをムシャムシャ食べるおばちゃんのお陰で柑橘系の香りに包まれながら蘇州に到着w
まずはでかい私の荷物をホテルへ置きに行くためタクシーでホテルへ。
わーぁ！いい雰囲気！
って、ホテルの住所間違えたw
またタクシーに乗り直して到着、、、
スタバとかも入っているビルと隣接するホテル。
山塘街までも徒歩圏内。
あとは、タクシー移動だったので分からないけど観光するには立地的に良い場所かと。
バスタブがありシャワーとセパレートだったのでゆっくりお風呂に入れたのは良かった！
部屋も広くてデカいスーツケースも難なく広げられるゆったりした部屋だった。
さて、荷物を置いて早速！
一緒に上海から来てくれた友達はカメラマンでもあり英語のガイドの資格も持っているので蘇州には仕事で何度か来たことがあるらしく案内してくれた！
蘇州には、西と東に庭があるとのことでこれは陰陽を表しているんだとか。
最初に西側の庭と言われる西園寺へ。
ここは、五百羅漢がありかなり面白い観音様もいるので必見！
ズラリと並んでる圧倒される！！
そこは写真撮影はNGのため写真はなし。
写経ごっこみたいなこともできる。
私も試しにやってみた。
やりだすと結構ハマる。
次に東の庭と言われる留園へ。
蘇州第2の規模の庭園で東の庭園と言われている。
中国四大庭園の1つでもあり世界文化遺産にもなっている。
東,西,北,中と4つに分かれていてそれぞれ全然違う。
特に中国らしいと思ったのは昔は男性のほうが女性より権利があったので(今は逆?!w)部屋も男女に分かれている。
これも陰陽を表している。
床のタイルも男性部屋のほうが大きくて陽の光が沢山入り明るい東側。
部屋の作りも梁まで装飾が施されているが女性の部屋は全然。
部屋も暗いし。。。
部屋の違いをよく見ると面白い。
壁に飾られている山の絵みたいのは実は大理石で自然の模様！
なんとも贅沢な！！
山の風景に見えてこれも面白い。
名石と言われる冠雲峰と名づけられた太湖石。
こんなに広い庭が個人のものだったってのが驚き！
やっぱ中国は規模が違うわな！！
ランチは友達オススメのローカルフードが食べられるレストランで。
清華酒楼
私がのんべーなのを知っているのでビールを頼んでくれたw
中国のサントリービール
ぬるいwww
味がちょっと甘めなのね。
小エビはこの辺りでとれる名産らしい。
なぜか北京ダックw
またもお腹がいっぱいでござる。
ランチ後に行ったのは、紅葉で有名な天平山。
山になっているので頂上まで行くには結構登るみたい。
私は途中でやめたけどw
人1人が通るのがやっとな階段とかを登って行くので割と岩場を登る感じ。
この時期は、菜の花が咲いていた！
千葉県と同じで親近感♡
天は空、平は大地って意味らしいよ。
ここ天平山の楓の紅葉を題材とした多くの詩が生み出された場所と言うこともあってなのか？
学業の神様みたいのがいてこの赤いリボンを周りに結んで祈願するみたい。
『我爱秋香』 唐寅
我画蓝江水悠悠，
爱晚亭上枫叶愁。
秋月溶溶照佛寺，
香烟袅袅绕经楼。
中国語ってやっぱ綺麗だな。
表現が素晴らしいのよ！
ハマっ理由でもある。
その後は、街をフラフラと、、、
写真スポットになっているお店の壁には
等你很久
你还没来
我却已习惯了等你
長い間あなたを待っている
あなたは、まだ来ません。
しかし、私はあなたを待つ事に慣れてしまいました。
と、書いてありオシャレなのよ♡♡
お掃除部隊。
休憩でまたスタバに入る。
この辺りは、コスプレイヤーが割といる。
そして、蘇州はシルクと刺繍が有名
これ、絵じゃなくて刺繍なの。
しかも、両面！
日が暮れると雰囲気が変わる。
おじちゃんに一生懸命にチャリ漕いでもらって。
街を走る。
私の好きな白居易が蘇州の長官だったときに閶門と虎丘を結ぶ運河の開削とともに作った姑蘇第一名街と言われる『三塘街』
白居易が作った運河はのちに重要な物資運搬路となりここはかなり栄えたんだって。
その様子は「上有天堂,下有杭州。杭州有西湖,蘇州有山塘」と謳われたそうだ。
ここは大運河の1つとして世界文化遺産にも登録されている。
この雰囲気好きだー！
夕飯はプラリと入ったお店で。
犬がいた。
夜は夜でまたいい雰囲気で素敵な街だ。
徒歩でホテルへ帰る。
ちなみに部屋はこんな感じで本当に広々と快適だった！
こうして、蘇州の旅は終了。
次の日は、杭州へ移動のため就寝。