世界に唯一無二のマシンに乗る。



ライダーなら誰もが憧れる


【カスタムと言う魅惑の世界】







先日、近所のマックで GB Tourist Club


メンバーとミーティングをさせて頂いた際



【カスタム】と言う事について



ふと気付かされた事がありました。







テラス席の前に停めたGBを眺めながら


カフェでのお喋り。


ツーリングとはひと味違う楽しい時間です。



純正仕様のGB500TT






バイクとしては珍しい数々の特徴があります。



シングルシートを標準装備した


 【ひとり乗り仕様】


②中高年をターゲットにしたのではと思わせる


 【茶褐色のカラーリング】


 【フォークブーツ】


③純正オプションの


 【ニーグリップラバー】


④車重より質感を重視した


 スチール製の


 【フェンダーやサイドカバー】




発売された80年代としても


仮に近年発売するにしても




【かなり思い切ったコンセプト】です。




カスタム化はもちろんのこと


ちょっとした改造やチューンナップ


調達困難なことによる社外パーツへの交換など


30年以上経過した高経年のGB500TT


長年に渡り、様々な手が入るため




【完全に近いノーマル状態】



のマシンはなかなか現存しません。





【どノーマル】【フルノーマル】



などの「言われ方」「言い方」もされますが




30年以上の高経年車両において


【完全に近いノーマル車】は


ある意味、タイムトンネルを抜けてやってきた



【魅惑的なカスタム車】



とも言うべきマシンなのではないのだろうかと



久し振りに地上波放送で


【バックトゥザフューチャー】を


観た直後だったからかもですが・・





最新型のバイクが並ぶ


二輪館の駐輪場に停めても


決して見劣りすることも


古臭さを感じさせることも


ありません。





私もノーマル好きで、あまり改造はしませんが



【へこませてしまったタンク】



再塗装の際、純正のデカールが手に入らず


仕様変更をする事になってしまいました。






部品調達の難しい高経年車両において



【完全に近いノーマル状態】



を維持するのは、なかなか難しい事です。




ホンダが試行錯誤を繰り返し、最後にたどり着いた



【究極のスタイル】



それこそが【ノーマル】です。




完璧にレストアされ


ノーマルを崩さない


美しいマシンを目の前にし





高経年車両において


【完全に近いノーマル状態を維持】


することは



ある意味【究極のカスタム】なのではと



思わずにはいられませんでした。












追伸 私のDIY紹介④



あいつとララバイ


愛車 Z2 を駆る研二




高校生ながら、いつもノーヘルでZ2を駆る


主人公「菱木研二」が織りなす青春ストーリー。


「楠みちはる」さんの作品で


登場する人物がみなカッコよく


何とも引き込まれるストーリー。


特に「バイクショップ ボンバー」


最高でした。