がじです。
なので専用の水槽台や重さに耐えられる場所に設置します。
つぎに水流ポンプをセットします。場所は水槽の形によって変わりますが、フィルターの排水との兼ね合いを考えて全体を通す様にします。ライブロックも水通しが良くなる様に組みます。
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今回は立ち上げ編です。立ち上げ次第で今後の飼育が上手くいくかそれとも失敗するかの分かれ目となります。上手くいけば少なくとも病気で悩まされる確率はぐんと低くなります。また順調に育ってくれるはずです。
手順としては
・水槽の洗浄及びアク抜き
真っ新の水槽は洗うだけで無く水道水を満たして一晩置き、アク抜きと水漏れのチェックをします。
・水槽洗浄と同時にサンゴ砂を水道水で洗い、一晩水に浸け置きます。
*ライブサンドの場合は不要です。
・水槽のセット
水槽は小さな30cmキューブハイタイプや45cm水槽でも底砂やライブロックを入れて海水を、満たせば約50kgになります。
なので専用の水槽台や重さに耐えられる場所に設置します。
フィルターやクーラーの置き場所が確保できるか確認して設置場所が決まれば好みによってバックスクリーンを貼ります。
・サンゴ砂を敷いてヒーター&サーモとフィルターセット
サンゴ砂を3~5cmになる様に敷き詰めます。次にヒーターやサーモそれからフィルターを設置します。フィルター付属のろ材をそのまま使っても構いませんが市販品のpHを維持しやすいろ材やより多孔質のろ材に代えても構いません。軽く水洗いして入れればOK。
・人工海水
人工海水を張ります。バケツやポリタンを利用して溶解します。水温は25℃前後が良いと思います。何故なら比重計は25℃を前提に作られているからです。
人工海水は1ℓあたり35g溶かせば比重は1.023前後になります。最終的には比重計等で比重を確認します。エアレーション或いはポンプで攪拌しますと早い物なら10分以内に透明になりますが数時間を要する物も有ります。
・フィルターの作動や水漏れ確認
海水を張ったらフィルターを作動します。ちゃんと動くか?異音がしないか?水漏れがないか?等確認します。
サーモが機能しているか確認して25℃前後にセットします。
この状態で1日動かして、水槽がセットした水温になるかとかフィルターから能力通りの水流が出ているか確認します。
・ライブロックの準備
水槽のフィルターやヒーター&サーモがちゃんと働いているか確認している間にライブロックを購入してキュアリングします。
ライブロック選びはライブロックの目利きのページを参照して下さい。
購入したら直ぐに水槽に入れずキュアリングします。
バケツ等を用意してそこに回している海水を徐々に入れます。寒い時期などは、バクテリアにダメージを与えない様にヒーター&サーモをもう一組用意して水温も合わせた方が良いと思います。
それが終わればエアレーションして一晩放置します。
*けっして寿司ネタにはなりません。
この頃には水槽の水も澄み始めていると思います。
念のため水温や比重を確認します。水温は器具に異常がなければ問題無いと思いますが比重は蒸発で若干上がっていると思います。それを1.023前後に調整してからライブロックの分だけ水を抜いてライブロックを入れます。
ライブロックを入れる時岩をシェイクしてから入れるとライブロックに着いている細菌が拡散してくれます。
つぎに水流ポンプをセットします。場所は水槽の形によって変わりますが、フィルターの排水との兼ね合いを考えて全体を通す様にします。ライブロックも水通しが良くなる様に組みます。
ポンプは底砂を巻き上げないような向きで全体的に流れる様な位置を探して装着。
この状態では濾過細菌の餌になるモノが無いのでパイロットフィッシュを入れたりします。
次回に続く
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