紫陽花の季節ですね。

うちにも紫陽花の木が数本あります。

この薄紫色の紫陽花は、

3年前の母の日にもらったものです。

もともとはピンクだったのに

植え替えたら紫色に変わっちゃいました。

 

この白い紫陽花は、装飾花(額)が

フリルみたいでとてもおしゃれです。

 

こちらの薄いブルーは、

実家の紫陽花を挿し木したものです。

紫陽花はとても強いので、

私でも失敗なく挿し木で増やせました。

日が経つともっと濃い青になります。

 

 

 

 

次男のイライラには波があり、

2週間ほど前にも、

「職場がうるさくて集中できない」

「みんなが俺の悪口を言っている」

と険しい表情が4,5日続いたときは、

これ以上働き続けるのは、

やっぱり無理なのかなあと覚悟しました。

本人には、

「どうしても辛ければ、休んでもいいし、

 仕事を辞めたっていいんだよ」

「がまんできそうもなかったら、

 途中で早退してきてもいいし」

と、時々声をかけてきました。

何度も言うと余計イライラするので、

すごく気を遣います。

 

今回は、

いつの間にか気分が変わったようで

(何がきっかけかは分かりません)

どうにか平穏を取り戻しましたが、

毎朝、送り出すときと

夕方、帰宅するときに

いつも緊張感が高まります。キツイ…

 

 

1か月ぶりの受診で、

次男はそのことを主治医に話しました。

 

「服薬しているのにイライラするのは、

 薬が効いていないからじゃないですか?

 薬を変えるとか、量を増やすとか

 した方がいいのではないですか?」

というようなことを相談していました。

 

それに対して、主治医は、

「君の場合は、薬じゃないんだよな。

 まずは、働けることに感謝して

 謙虚になってみるといいよ。

 謙虚になると、イライラは減るんだ」

「薬を変えるのは、その次の手段だよ」

 

意外な返答にちょっと驚きましたが、

安易に薬を変えたり、増量したりしない

先生の対応はありがたいと思いました。

 

今の次男は、職場の配慮?もあり、

第一線から外され、

比較的緩め?の部署に配属されています。

復帰後すぐは、それでも精一杯でしたが、

次第に慣れてくると、

「この部署にいるとできない人に見られる」

と思い込み、不満をもつようになりました。

 

下に見られたくないプライドが、

周りへの過剰な反応になっているように

(馬鹿にされてる、悪口を言われるなど)

私も感じ始めていましたので、

先生の言葉にさすがだなあと感心しました。

 

「プライドにしがみつかないで、

 謙虚な気持ちになることが

 長く安定的に働くためには必要なんだ」

「謙虚に生きることが

 君の幸せにつながるんだよ」

 

私には深く刺さった「謙虚」という言葉。

肝心の次男はどう受け取ったのかなあ・・・

帰りの車の中で、しきりに

「謙虚だってさ。謙虚が大事なんだって。」

「謙虚って、なんなんだよ。」

とつぶやいていたので、少しは響いたようです。

でも、はたして彼に「謙虚」が理解できるか?

かなり難しい課題をいただいたASDの次男です。