鎌倉紅谷の「クルミっ子」です。

以前は、ネットで取り寄せていましたが、

時々、近くのショッピングモールで

販売していることを知りました。

すぐに売り切れてしまうので、

見つけたら、すぐに買っています。

クルミ入りのキャラメルを

バター生地で挟んだ素朴な味。

サイズ感も可愛くて、大好きです。

 

 

 

さて、次男の就職後の話です。

 

社会に出る直前の大切な時期を

ゲーム漬けで過ごしてしまい、

圧倒的に社会的経験が少ないまま

精神的に未熟な社会人になりました。

 

 

新入社員だったら、

ふつう早く仕事を覚えようと必死で、

先輩や上司の指導に謙虚に耳を傾け、

指示にはすぐに従うものだと思います。

でも、どうやら、

次男はそれができなかったようです。

 

自分のやり方にこだわり過ぎて、

優先順位がつけられなかったり、

臨機応変に対応できなかったり、

先輩の指示や忠告に従えなかったり、

そういう当たり前のことができず、

仕事や人間関係に支障が出てきました。

すぐに

「指示に従わない人」

「仕事を覚えない人」

「自分勝手な人」

と厳しく非難されることになりました。

(自業自得ですがね)

 

周囲のあたりがきつくなり、

だいぶ辛い思いをしたようですが、

やっとこのままではダメだと気付き、

生活態度や仕事への取り組み方が

少しずつ変わってきました。

 

嫌な思いをしたり、

我慢することがあっても、

働いて自分で収入を得ることが

次男には大きな自信になったようで

一日も休むことなく、

次男にしては頑張り続けました。

 

でも、

そんな日々を過ごしているうちに

ある日、幻聴や妄想が出てきました。

統合失調症者は元々脳に脆弱性があり、

ストレスが発症の引き金になるそうです。

発達障害者もその特性から

生きづらさを抱えやすいうえに、

生物学的にも

元々ストレス耐性が弱いのだそうです。

 

そういうことを考えると

次男は、ASDの特性ゆえの

職場で生じた諸々のストレスが

彼の限界を越えてしまったことが、

発症のきっかけだったのかもしれません。

 

定型発達者や健常者なら、

当たり前に普通にできることが、

次男の場合は、

自分に相当の負荷をかけ、

我慢を強いなければできないのだ

ということが今やっと分かりました。

自分の好きなことを

自分のやり方で

自分のペースでやるなら、

全く苦にならない次男なのですが、

そんな職業・職場はめったにないでしょう。

 

 

これからの次男は、

自分の特性や症状に向き合い、

受け入れ、自己理解を深め、

自分に合った働き方や生き方を

一つ一つ見つけていくしかありません。

 

でも、

まだまだその域には達していません。

(病識も薄いし・・・・)

前途多難な予感がしています😢