韓国ドラマ「サイコだけど大丈夫」(2020年)を観た。「涙の女王」のキム・スヒョンつながりである。全16話をイッキ観をしてしまった。韓国ドラマに沼っている。ハマるより沼るのほうが足がずぶずぶ沈み込んで抜けられない感じがよくでている。


サイコはサイコパスの省略形である。もともと「サイコ」という小説がありヒッチコックが映画にして有名になった。それにより精神異常、多重人格、猟奇殺人者といったイメージが強い。


サイコパスは精神病質者のことで、一般人と比べて著しく偏った考え方や行動を取り対人コミュニケーションに支障をきたす反社会的パーソナリティ障害の一種である。主な症状は感情の一部、他者への愛情や思いやりの欠如、自己中心的、道德観念、倫理感、恐怖を感じない。原因は脳機能、遺伝子、環境に因るものと思われている。(以上、ネットから)


コ・ムヒョン(ソ・イェジ)は童話作家。生まれつきの欠陥で愛がわからない。幼年期に母から歪んだ愛情で育てられる。父は有名な建築家、母は有名な小説家。裕福な家庭である。


ムン・ガンテ(キム・スヒョン)は精神病棟の保護士。幼年期に両親を亡くした。


ムン・サンテはガンテの兄。自閉スペクトラム症で絵の才能がある。


ガンテ兄弟は早くに父をなくし母が苦労して育てた。ガンテは兄の面倒を見させるためにお前を産んだと言われトラウマに。


母は殺害された。その現場をサンテが目撃。殺人者は女性で胸に蝶(羽が独特なデザイン)のブローチをしていた。


サンテは春の蝶々の季節になると蝶々が殺しに襲って来るとパニックの発作を起こす。


ガンテは兄の面倒を見るため、蝶から逃げるように毎年兄を連れて転居する。


ガンテとムヒョンの運命的な出会いがある。


サンテは童話作家ムヒョンのファンで絵本の挿絵を描くようになる。


のちにガンテ兄弟の母を殺したのがムヒョンの母であることが判る。


ガンテはムヒョンを好きになるのだが兄を守らなくてはならず葛藤する。兄のためムヒョンをあきらめようとする。


出版会社の社長、アートディレクター、精神病院の患者さんたち、保護士たち、院長、間借りの家主さん、周りの人達との胸キュンのヒューマンドラマ。ガンテとムヒョンは最後には結ばれるのでラブコメディロマンスでもある。


ムヒョンが歩み去る背中を追いかけてガンテが大声で「愛してる」「愛してる」と何回も叫ぶシーンが印象的である。


画像はネットからお借りしました。キム・スヒョンとソ・イェジ。