「光る君へ」第10回月夜の陰謀を観た。
日本史年表に、986年(寛和2年)6月、花山天皇ひそかに譲位し花山寺で出家。懐仁親王即位。とある。
一条天皇は数え7歳で即位。藤原兼家は摂政(のちに関白)に即位。兼家の陰謀と言われる(寛和の変)。
これは史実である。これにより、蔵人の頭が代わりまひろの父、藤原為時は蔵人の職を解かれる。
道長とまひろが逢引してラブシーン、駆け落ちしようなんてあたりは、大石静の創作である。なんでも史実どおりにやろうとすると何も面白くならない。史実は最低限でいいのだ。
月岡芳年「つきの百姿 花山寺の月」、画像はネットからお借りしました。