大河ドラマ「光る君へ」第1回「約束の月」を観た。


貞元2年(977)から物語が始まる。


陰陽師、安倍晴明(921〜1005)の登場である。


時代背景は平安時代の中期で藤原氏全盛の時代である。


藤原氏関係系図と歴史年表を手元に置いていちいち参考にしなければ藤原姓ばかりの人間関係が複雑で物語についていけない。


紫式部はじつは生年も没年も不詳である。山本淳子「紫式部ひとり語り」(角川ソフィア文庫)に研究して割り出した紫式部関係年表が載っているので参考にしたい。


早々に紫式部の夫になる藤原宣孝(のぶたか)が登場する。結婚は998年ごろ紫式部が20代なかば、宣孝は40代半ばから50がらみで歳が離れていた。親子ほど。父方のまたいとこにあたる。父とは正反対の世渡りの上手な人であった。  




藤原氏関係系図。山本淳子「紫式部日記現代語訳付き」(角川ソフィア文庫)


彰子関係系図。


紫式部関係系図。


日本史年表(岩波書店)。


紫式部関係年表。山本淳子「紫式部ひとり語り」(角川ソフィア文庫)。