マンションを売却しました。
売るか迷いました。
大阪に転勤が決まったときは住まいに戻る気でした。
しかしタイミングが合わず近くの分譲賃貸へ。
悔しいので持ち家よりいい住まいにしたのが運命を分けたポイントだったかも。
しばらくして持ち家が空きとなり本来は引っ越す必要があったんだけど引っ越すデメリットばかりが目につき…
そのときも売るか迷って結局また貸すことに。
さらに1年後、会社の制度が変わる。
大阪に不動産を持つメリットが薄れいよいよ売却の気持ちが強くなったのでした。
他にもマンションバブルを感じた、築10年を過ぎ経年を感じた、今住んでるマンションと比較すると作りの甘さは否めない…などなど売却に気持ちが動いた要因は多々ありました。
拠点がなくなる不安、次の住まいをどうするかなど手放す前は悩み何度も試算を繰り返しましたがいざ売ってしまうと気持ちは晴れやかです。
この10年で大阪の街は変わっていました。
どこも綺麗になり違法駐輪の少なさに驚きました。
近隣はマンションが増え宅地として整備されました。
公的機関が美しくなり充実しました。
売却に残念だったこともあり、
*2010年開通予定だったJR新線が未だ完成していない(2019年3月開通)、
*このエリア最終開発と言われてた場所に今、マンションが建設中である
新線はメインにはならない路線だったので資産価値を左右するほどのインパクトはなかったけど、新築マンションがこのタイミングで販売されたのは思わぬ誤算で。
競合なければもっと高く売れたかもと思ったりします。
しかしそれを差し引いても売るにメリットを感じ、実際買った時より高く売れ10年間の運用は成功だった。(欲をかくとキリないですが)
それと、どうしてもこの収支は黒字で終わりたかった。
みんなは住むための家を買ってるのにうちは転勤の可能性がありそれが出来なかった。
自分が『住む』家を諦めて『貸す』ことに特化して不動産を選んだので、負けられなかったんです。
正直貸す気持ちで買う家は虚しいです。
短期ならいいけど、何十年も資産形成を目的にマンション持つのって。
だからこのタイミングでダメージなく振り出しに戻れるなら悪くないと思ったんです。
もし会社の制度が続いていたとしても売っていたと思う、もう貸すことに疲れちゃって。
だからいいタイミングだったのかなあと思います。