23日は修了式でした。
式典はいつもへんな緊張感があります。何をしでかすか分からない恐怖…(笑)うちはASDであることをきっちりはお母さん方に伝えていません。療育行ってることやどんな特性があるかは伝えているので分かる人には分かるでしょう。ASDだと言うことでこちらは楽になれますが相手に色々と気を遣わせ、結果それを押し付けている気がしたからです。理解してほしい人にはもちろん言えばいいと思いますが年少のとき東京の幼稚園でそれを感じたので大阪の園では直接的には言わないことにしました。もしかしたら発達障害であることは分かっていても=自閉症とは思ってない人が多いかもしれません。
そんな感じで式典関係はいつも少し緊張して臨みます。
1学期の終業式では会場内にあるキッズスペースで遊びたがり椅子に座らないし『なんで式しなきゃいけないの?』『遊びたいよー』と大声で言い歌も知らん顔。2学期は前もってうまくできたら美味しいもの食べようとエサで釣って無難にこなした。そして3学期。式の練習してる?上手に出来る?何をするの?など数日前から式の話題に触れイメージを膨らませうまくできたら乳酸菌のチョコレート(大好物)食べようとやはりエサで釣ってやる気にさせていました。
3学期は年中の修了式だったので名前を呼ばれたら返事をして賞状を取りに行ったりいつも以上にハラハラ要素満載です。しかし、マルテツ、無事にやり遂げました。大きな声で返事をして園長先生から賞状を受け取り頭を下げて。さらに壇から降りるとき『ありがと』って。その賞状を指定の場所まで持っていくこともでき、最後間違えてお友達の席に座ってしまったけどマルテツにしてみたらかなり上出来だったと思います。
そして市歌、幼稚園歌2つもまあまあ歌えていてこちらも花マル。
まぐれかもしれないけどすごーい!

園長先生のお話も半分くらいはきけていたようで話の途中で園長先生が質問するとはーい!と挙手したりすることもできていました。マルテツなりにどうする時間なのか、何をすればいいのか、少しずつ理解出来てきているように思いました。
これがもう少しできるようになると『奇行』も減るんだけどなあ。まぁこの辺は親の都合、みんなと同じように行動してほしい的な考えですけどね。
とにかくよく頑張りました。
修了おめでとう。
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