ウィルとゲイサークルの新歓合宿 | 海岸沿いゲイ留学記 その後

ウィルとゲイサークルの新歓合宿

前回 「 ウィルが一人おうちでお留守番 」 ではウィルとゆっくり一晩を過ごしたアンデス。



今回はウィルに入りたいと言われて
連れてってあげたゲイサークルの新歓合宿の話です。



新歓合宿はもう5月の上旬のこと。

土日の2日間で1泊2日の、旅行でした。

場所は河口湖



人数はなんと51人

バスは補助席まで出して満席状態でした。


1日目は
河口湖に着いたあと、


みんなでバレーボールやドッヂボール、卓球、どろけいなど
スポーツ大会でした。

それからバーベキューをして

お風呂に入ってから

夜は飲み会というスケジュール。




お泊まりという事で、
みんなそれぞれのお部屋に5、6人で泊まるのだけど

部屋割りは勝手に決められるので

ウィルと一緒の部屋ではありませんでした。



それでもいっかなと思ったんだけど


ウィルはなにかと構ってほしげにぼくの部屋に来る。


それがかわいかった…

↑はい、それだけです…




で、お泊まりで一番ドキドキするものと言えば…



お風呂!!



でも、ドキドキどころか51人もいるとめんどくさいです。


なぜって、お風呂が狭くて

体を洗うところが5カ所。

浴槽はぎゅうぎゅうに詰めて4人しか入れませんでした。



よって、みんな代わり代わり入っていくのだけど、


一番早く行けば案外みんないないんじゃない?

と同じ部屋の人に持ちかけて、行ってみると


誰もいない!

みんな遠慮してるおかげだね(笑)


ということで先に入っちゃえーと思って着替えていると



ぼくが部屋からお風呂に行くところをウィルが見たらしく、

ひとりでやってきました。

なんか「ぼくも仲間に入れてよ」というまなざしで申し訳なさそうに入ってくる姿が

かわいかった…(はいはい)


実はほんとのことを言うと
ウィルと一緒に入りたくなかったから、真っ先にお風呂に入ったんです。

なぜなら、ウィルの裸を他の人が見てるっていう

そんな場にいたくなかったから。



でも、来ちゃったならしょうがない…

なにも感じない振りをして、せっせと体を洗うアンデス。


浴槽に入ってすぐに出ようと思ったら
ウィルも入ってきた。


ううぅ…


そして他の人も2人入って、浴槽は4人で満杯。



ウィルとぼくは向かい合って座っていたんだけど

もうこの際どうでもいいかと思って

アンデスは開き直って

足でウィルの足をつっつく。

するとウィルも足をつっつき返してきて

なんだかんだ2人で気づかれないように

楽しくお風呂に入っていました(笑)



お風呂を出たあとの

飲み会も楽しく騒ぎ、


朝2時ぐらいに部屋に戻って寝る事に。



一日ウィルといて気がついたんだけど、

ウィルはこんなにたくさんのゲイの子たちといて、仲良く話したりしているのだけど

それでもなんだかんだいって、どこに行くにもぼくと一緒に居たがる。


なんなんだろう。それを信じていいのかなと少し思ってきたりもした。





寝るときになって

一か八か、

「ぼくの部屋に来て今夜は一緒に寝ようよ」

と言うと、

「いいよ」

とあっさりOK。


みんな酔ってて、好きに空いてる部屋で寝ている状態だったので

ぼくがウィルを自分の部屋に連れてきたぐらいで

なにか文句を言われる事はありませんでした。





いざ寝ようというときに、

ウィルが

「一緒に寝てもいいけど、パンツでもいい?」

と言って、着ていた浴衣を脱いだので、

パンツはいてれば別にいっかと思って、ぼくもパンツだけになる。


そのまま2人で同じ布団の中、寄り添って朝を迎えたのでした。





だけど、朝になって同じ部屋の子に

「アンデスさん、昨日はウィルくんと2人、エロかったですよー!
だって、朝起きてみたら、2人とも肩が裸だったから、全裸なのかと思っちゃいました!!」

と言われてしまった(^^;


ちゃんとパンツもはいてたし、

もちろん、セックスなんてしてませんから!!

お触りは…ちょっとあったかもだけど(笑)





そんな2日目は、富士急ハイランドへ!

これまたウィルと同じグループにはなれなかったけど

まあ、せっかくの機会だから、みんなと仲良くしてもらったほうがいいしね。



そんなウィルの行動に一喜一憂な新歓合宿でした。


次回 「 ウィルと、アンデスの誕生日 」 ヘ続く