映画「追憶」を見ましたの
あらやだ?何年ぶりの更新なんだかわからないけど、思い立ったのと暇なので更新を。
この前、NHK BSで「追憶」って映画をやっていたので、録画して週末に見ておりましたの。アタシったら映画偏差値が顔面偏差値並みに低くて、映画館に行ったことが皆無なんだけど、この映画は見てみたかったの。
というのも主題歌の The way we wereは前から好きだった曲
http://www.youtube.com/watch?v=IsMBZqPAOCY
ってのと、あと2丁目センター試験必須科目、海外ドラマ編第1位である、Sex and the city(以下、SATC)で、この映画が出てきたことがあって。
http://www.youtube.com/watch?v=YGL1fJEtHWk
キャリーが自らを映画の主人公=Katie、癖があって、気が強くてちょっと不器用な女、ビッグをその相手男性役=Hubbell、上流階級で身分違いの男性、に例えて
Hubbell! It's so Hubbell
Robert “Hubbell” Redford in The way we were”
そうよ!!彼は追憶のHubbellと同じなのよ!
そして、キャリー、シャーロット、ミランダはこの映画の話で盛り上がるんだけどサマンサは
Never saw
(見たことないわ)
と言うと、一同が
とこんな表情、そして、歌い始める、みたいなざっとそんなシーンがあって見てみたいな、となんとなく思っていましたの。
で、映画をみて、SATCの動画みて初めてしったんだけど、SATCのこの部分。
映画と同じ、プラザホテルの前で愛する別れた男性と遭遇
そして、彼の髪に触れて
Your girl is lovely, Hubbell
(素敵な彼女ね)
ってセリフまで同じことをキャリーが言ってたのねー!ってようやく理解しましたの。
映画自体のあらすじはこちらでどうぞ
http://movie.walkerplus.com/mv5941/
さて、ヲカマ目線でこの映画を見ると、そこはさすが、米国のヲカマ支持率抜群のバーブラ・ストライサンド主演のこの映画。アタシみたいなアラフォー世代以上だと自分とKatie(バーブラ)を重ね合わせしまう人も多いんじゃないからら??
自分の主義信条はどうしても譲れない
折れたほうがいいって分かっていても、つい、我を通してしまう
そんな自分のせいで、別れてしまった昔の男と2丁目でばったり再会。しかも、彼は新しい彼氏と一緒。
さて、どうする???
“昭和コテコテ、バブルオカマ”の場合は
その男に「冷たくされて、いつかは見返すつもりだった」という怨念で、無駄に鍛えてマッチョになって
「それからどんな人にも心をゆるせず」めいて性格がねじ曲がり、その歪みがお顔のデッサンにも現れて
万が一、彼に二丁目でばったり会ったとしても、笑って“ごきげんよう”って挨拶できるように「どこへ行くのにも着飾って」でかける(怨)念の入れようでギスギスと不器用に強がっていきてきたのに、
実際に元彼にばったり会った瞬間に「どうしてなの、今日に限って安いサンダル履いてた」
みたいな感じで、キィーーー!!ってなってハンカチを噛んで悔しさを紛らす、
みたいな「DESTINY松任谷由美ヲカマ」が定番だけど、この映画を見た後は、ちょっとスマートに彼に笑顔で挨拶して、軽くハグ。彼の髪に少し触れて
Your girl is lovely, Hubbell
(素敵な彼氏ね)
ってニッコリ笑って彼に告げ、去っていく→脳内でバーブラのハミング, The way we wereが流れる。そして脳内で、彼に
If we had the chance to do it all again
Tell me - would we?
Could we?
もしチャンスがあったらやり直す?やり直せる…。
って少しだけ自問自答する…。
こんな感じで、映画のヒロインになった気分で楽しみたいわー、なんて思ってみたり。
映画なんてあまりみないけど、たまにはいいものですわね。