いったいどれだけのスモーカーがやめたいと思いながらたばこを吸っているのだろう?
一度も禁煙を考えた事がない、心底からのスモーカーは、この世の中にいったいどのくらいいるのだろう?
これだけ禁煙に関する本が出版され、ニコチンガムやらパッチやらが販売され、セラピーやインターネット禁煙マラソンや禁煙道場が存在する、ということは、ほとんどのスモーカーが一度くらいは禁煙を考えたことがあるのではないか。
それにもかかわらず、たばこをいまだに売れ、スモーカーが存在するということは、いかに禁煙がむずかしいかということだ。
禁煙が難しいのではない。
自分にぴったり合った禁煙法にめぐり合うことがむずかしいのだ。
それさえ見つけてしまって、、自分の心身の状態のタイミングを合わせれば、たばこを吸わない生活に入ることはそんなに難しくない。
あとは気持ちを切り替えればよい。
私は、ありとあらゆる禁煙法を試し、投資し、時間を費やし、そのたびに失敗しては絶望感に陥った。
今から思うと、それは決して無駄だったのではなく、たばこのない生活に移行するための準備期間だったと思う。
最後にえいっと壁を乗り越え、喫煙生活から煙のない生活へ移動するには、エネルギーもいるし、体力もいる。
また、考えを整理し、理論武装することも必要だった。
何しろ、ニコチンは多くのさまざまな罠をしかけ、あの手この手で喫煙世界に私をとどまらせようとするから。