風吹桶儲 | ボクシングとバイク、ときどき革細工

ボクシングとバイク、ときどき革細工

この前、吉祥寺のラーメン屋で店員どうしが喧嘩してました(-_-;)

「風が吹けば桶屋が儲かる」

風が吹きホコリが目に入る、すると失明する人が増える。
失明する人が増えると三味線で生計を立てようとする者が増え三味線の需要が高まる。
三味線の皮が大量に必要になり猫の数が減る。
猫が減るとネズミが増える。
増えたネズミは桶をかじる。
桶が売れるようになり桶屋が儲かる。

まわり回った因果関係を表す江戸時代のことわざだが、今年に入りハンドルを盗まれた影響がいまだに悪の連鎖として私に取りついている。


その“悪の連鎖”は2月第一週の日曜、府中試験場で行われた「警視庁セーフティーライデングスクール」で起こった。


<風が吹けば的悪の連鎖>

ハンドルの盗難に遭い修理をバイク屋に依頼。

古いバイクの為欠品のパーツが多数あり、中古部品を探しようやく走れる状態になる。

しかし、フロントフォークのエアーバルブが中古でも見つからなかった為代用品でまかなう。

その際、バイク屋のオヤジに「Fはフロントヘビーだからエアーを高めにすると乗りやすくなる云々・・・」


バイク屋のオヤジがフロントフォークにエアーを注入

“プシュー”

エアーを注入した途端フロントフォークが5センチくらい伸びた。

「おースゲー!」

詳しい構造はよく分からんのでバイク屋のオヤジに言われるがままに納得し家に帰る。

家に帰る道すがら少し遠回りしてフロントフォークの変化を感じようとしたが、未熟な私には変化が分からなかった。

それよりもシフトペダルの角度が上に上がっており、なんだか窮屈な感じがした。

ノーマルの状態より少しだけ下げ気味の感覚が好きなのだが、ご丁寧なことにバイク屋のオヤジはハンドルの取り付けのついでにペダルの角度を元に戻してしまったのであった。

「ったく余計な事を・・・」

家に帰ると即効でペダルの角度を下げた。

数日後、府中試験場での講習会。

試験場へ向かう道中「あれ、シフトペダル下げすぎたかな」と感じてはいたが、走るのに支障は無かったので帰ってから戻せばよいと思っていた。

さて、講習が始まり午前中の2輪コーススラローム(傾斜走行)で変化に気付いた。

 

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「やべっ、乗りづらい!」

磨り減ったタイヤの影響もあるのだろうが、タイヤがすべりヒヤっとした瞬間が三度ほどあった。

それとは別にフロントフォークの影響だろうか、とにかくいつもと何かが違う。

午前中の課題が終了し一旦昼休み、午後からは4輪コースを使ったスラロームが始まる。

試験場の地下食堂で昼飯を喰いながら「何だか転びそうな予感がする・・・」とヘンな胸騒ぎが。

そして始まった4輪コースのスラローム。

私のすぐ前には同じバイク(CB750F)の仲間が走っており、いつもであれば同じペースで走ることが出来るのだが、この日は走るほどに離されてしまい、追いつく事が出来ない。

そして、悪の連鎖その1が襲い掛かった。

ガリッ!

角度を下げすぎたシフトペダルが路面に接触。

そのまま“ポキッ”と折れて飛んでいってしまった。

「くそっ!」バイク屋のオヤジが余計な事したばっかりに・・・。

いや、基を正せばハンドルを盗んだ泥棒のせいだ!



しかし、悪の連鎖はこれだけでは終わらなかったのだ。

スラロームの最中シフトチェンジは行わないので、シフトペダルが折れていても特に支障が無いと思い、そのままスラロームの隊列に並んだ。

そして、昼休みの嫌な予感が的中した。

講習会で時々見かける転倒の光景だが、まさか自分が・・・。

フロントタイヤがズルッとスライドした瞬間、時既に遅し。

そのまま右に転倒してしまった。

転倒が自分のミスであることは重々承知しているが、ハンドル盗難から始まった一連の悪の連鎖を人のせいにせずにはいられない。


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ジェネレーターカバーに穴が・・・


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マフラーに傷が・・・。



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ビキニカウルにも傷が・・・。



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自走で家に帰るのは無理だと思い一旦はJAFを呼んだが、ジェネレータカバーを外し割れた部品を取りのぞき、折れたシフトペダルも応急処置でなんとかシフト変更できるようになったので、JAFを断り自走で帰宅する事にした。

満身創痍で自宅までたどり着くとそのままバイク屋に直行、折れたシフトペダルを注文しようとしたところバイク屋のオヤジときたら私の顔を見るなり「昨日電話しょうと思って忘れてたんだけどさ~、フロントフォークのエアー入れすぎだかから乗るとき調整しないと危ないよ」ときた。

「"言うの遅せーよ!”もう、転んじまったよ!」

とはいえなかったが、とにかく今回ばかりは一連の“悪の連鎖”の呪縛から一刻も早く抜け出さなければならぬ。


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悪の根源を捕まえる為設置した防犯カメラ。


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そして、先日。

コイツが犯人か!?

夜中に現れ私のバイクが置いてある所で止まると辺りをキョロキョロと見渡して物色しているように見える。

そして、別に設置したダミーのカメラを見つけると、一瞬のドキッとした様子を見せこの場を離れていった。

私が見た限りでは100%に限りなく近い確立で犯人はコイツに間違いない、見かけたらとっ捕まえてやる。