…続き
祖父の家に引き取られたすぐは覚えていないが、
楽しく幼少期を送っていた。
正月になると、最後のお父さんがやって来て
お小遣いもくれるし、お年玉も多いし、
何でも買ってくれた。
それだけで、いい印象に変わっていた。
おじいちゃんはいつも不機嫌な感じだったけど、
優しく、正しい人だった。
おばあちゃんは寛大で、いつも笑って居てくれた。
成長期になると、私にも自我が生まれ、
買って欲しいものは言ってはだめなんだ、
わがままはいけないと、思い始めていた。
この時は小学3年くらいだろうか。
何故か、母親を恋しくもあり恨みもあったのか、
自殺行為が激しかった。
お母さんと一緒に連れて行って欲しかった。
このまま同じ方法でお母さんの所に行けるだろうか。と、なんども意識を失いながら寝ていた。
そんな矢先ちまたで流行っていた、
消しゴム…50円程のものが欲しくなり、
欲求に任せて盗みをはじめた。
ちょっとした、優越感と、
満たされた欲求により、いい子でいられた。
小学生の頃はまだ可愛いメモ用紙等小さい物を盗み、中学生に上がれば洋服やCD、漫画、
欲しいものは全て盗んだ。
そのうち防犯対策も強くなった頃、
1度親戚の人と遊びに行った本屋で、
漫画を盗み、捕まった。
親戚は怒っていたが、許し、
本屋も、私が幼いからかその場は落ち着いた。
迷惑を掛けたことを知った。
私はそれでも、辞めれず1人でしていた。
たまには友達もつれて。
ひどい時は空にした鞄を持ち
鞄いっぱいにして帰宅する。
何かの不満が消えていた。
良くわからない、欲求の解消だった。
中学校最後の日いつものように、
盗みを働き、ついに捕まった…
続く…