自分の経験からも中学受験はやっておいてとにかくよかった、という単純な理由から、長男にも是非中学受験をさせたいと勝手に考えていたので、小学3年生くらいから無料の全国模試や地域の札幌開成・私立一貫校・附属中を対象としたオープン模試や突破模試など、ちょこちょこと受けさせておりました。中学受験に対する子供本人のレベル測定に利用させていただいておりました、その都度、一喜一憂しながらではありますが、、、。

 さて、長男の本格的な開成受検対策は、5年生から週1回日曜日のペースの塾通いがメインでした。とある入塾説明会に参加して、全国の国公私立中高一貫校への指導実績やノウハウが豊富にあるようでしたし、札幌一円から受験生が集まって切磋琢磨できる立地・環境にあるのと、会場でもあった自社ビルを中心部の駅近に新築していたことなどから目立っており、塾としてのやる気と意気込みを感じたこと、そして授業料のコスパも、(その時は)そこそこよかったなどの理由もあって、自宅からはかなり遠かったのですが、そこにしようと決めました。

 ここではまずは二次対策のためのグループ活動中心の授業と、一次対策は類似試験問題(コピー)を利用しての対策講座でした。長男曰く、週一の塾はそんなに役立たなかったなあ、なんてのたまわってはいますが、その程度の感覚まで自然とグループワークに臨めるようなレベルになっていたんだろうと、よく解釈しています。

 とにかく、相手の話をよく聞く、自分の考えや意見を述べる、まとめを文章化して人前で発表する、ということをこの講座を通じて身につけてくれたのだと思います。また、一次対策も無難にこなしていたようです。