持っていると、海や湖や川での行動の幅が広がる船舶免許。免許の種類は、「1級小型船舶操縦士免許」「2級小型船舶操縦士免許」「2級小型船舶操縦士免許(湖川小出力限定)」「特殊小型船舶操縦士免許」の4種類です。この中で、趣味などの用途で船舶を運転する場合は、「2級小型船舶操縦士免許」を取得する方が多いようです。この免許の場合、20トン未満のボートの操縦が可能で、平面区域および海岸より5海里以内(約9キロメートル以内)での航行が可能です。なお、船舶免許2級試験は、15歳9か月以上の人が受験可能となっております。また、「特殊小型船舶操縦士免許」とは水上バイク専用の免許のことです。ジェットスキーを楽しみたい場合などには、こちらの取得を選択肢に入れるといいでしょう。船舶免許を持っていると、釣りに行ったときなどの選択肢も広がります。また、自分でボートなどを運転して、ちょっとした船長気分を味わうこともできます。持っているだけで、新しい世界を垣間みることができることも船舶免許の魅力の1つ。普段見慣れた、川や海の見方も変わってきます。「今度、この川でボートを出してみよう」「子供を連れて、この海で釣りをしてみよう」など新しい行動のアイディアが次々と湧いてくるかもしれません。「2級小型船舶操縦士免許」の試験はそれほど難しくなく、2018年と2019年の合格率は95.0%となっております。皆さんも、船舶免許の取得を考えてみてはいかがでしょうか。