リマスターという言葉、ほとんどの人が馴染みのない言葉だと思います。
オーディオが好きな方ならよくご存知かもしれません。
リマスターていうのは、簡単にいうとレコードの音の最終仕上げを
やり直すみたいな感じです。あくまで「最終」ですが。

なので、どうひっくり返っても「は?この曲ってこんなんだったっけ?」
みたいにはなりません笑(それはリミックス。)



さて、このArt Pepper meets the Rhythm Section。
名盤中の名盤です。お相撲さんでいったら千代の富士くらい、
プロレスでいったらジャイアント馬場くらい有名です。



出た時期は不明なのですが、これのリマスター版を発見しました。
上のジャケットがあまりにも有名なのでジャケットのインパクトは
あまりないのですが、
音がざっくりいうとめちゃめちゃ迫力出てます。


玄人の方や、ミュージシャンの方にはおそらく賛否両論で、
ちょっと下品に聴こえる人もいるかもしれませんが、

少なくとも、ぼくが大学時代にこれを聴いていたら
もっと早い段階でアートペッパーを聴きまくってただろうなと思うくらい
迫力でてます笑


ぼくは結構迫力あるの好きなのでこれは買っちゃいました笑


アートペッパーのおすすめのアルバムはー?ていうと
必ず1位がこのmeets the Rhythm Sectionなんですね。
だから、ぼくは初めてこれを聴いたとき(上のバージョン)、
正直つまんないなと思いました。(先にArt Of Pepperというアルバム(迫力ありめ)を
薦められてたらよかったのかも)

アートペッパーの鳴りも若干抑えられてて、
ベースやキックの鳴りもかなり抑えられてる感じなので、

リマスター版を聴いたとき、「聴こえなかった音が聴こえる!」という印象でした。
でもオーディオ機器やスピーカーによっては
リマスター版は人によってはうるさい感じに聴こえるかもしれませんし、
リバーブがちょっと邪魔臭く感じるかも。。

最初からこの新バージョンだったら
濃い演奏が飽きられてこんなにロングセラーにならなかったかもしれませんしねー。
もう一風堂と天下一品くらい違いますから!(でも天一はロングセラーなんだよなー
天一すごい)

どっちが実際の生演奏をより再現してるのか
気になります。


今回このリマスター版を聴いて
エンジニアさんはサッカー日本代表だったらエースストライカーか監督レベルに思えました。


というわけで(どういうわけで笑?)
手前味噌ですがぼくの3月発売のこのアルバム『イレブン・ストーリーズ』、
素晴らしいエンジニアの檜谷瞬六氏、吉川昭仁氏によるエンジニアリングです。
とても生に近い音で最高です!
アルバム発売記念サイトはこちら
http://www.gauchedavinci.com/11stories



ライブ情報はこちら!
■2/20(土)20:00-
横田寛之カルテット「ゴウダヴ」@池袋Apple Jump
横田寛之sax 堀秀彰p 安東昇b 横山和明ds
¥3,000
ご予約はinfo@gauchedavinci.comまで
※当日、アルバムを先行販売します。
※アルバム未収録の新曲も演奏します、お楽しみに!



横田寛之2月スケジュール
http://www.gauchedavinci.com/schedule/201602.html