今日はカウントベイシー楽団というワールドフェイマスなビッグバンドのピアニストが
セッションに遊びに来ていたので何度か一緒にできました
その人は来日するたびによく来てる。
多少語弊があるかもしれないけど
すばらしいミュージシャンは、誰とやってもすばらしく聴こえる。
日本にもたくさんそういうミュージシャンがいる。
今日は正直あまり上手くないボーカルの人がいたのだけど、
そのボーカルの人とそのベイシーピアニストの人が一緒にやったときに、
それはそれはすばらしい音楽になってしまった。
「しまった」というのも変なのだけれど。
僕は、恥ずかしいけど、他人がヘマをしたときに「あいつのせいで」と思ってしまうことが正直ある。
シンバルレガートが裏返ったら「なんだよ」と。
コードを間違えられたら「もっと気をつけろよ」と。
そしてもちろん、間違った仕様書を見たら「いい加減な仕様書かくなよ」と。
てきとーなコーディングをされて「わかってねえなこいつ」と。
そう思ってしまうことは別に悪いことでない。ぜんぜん。
それで怒って相手が初めて気づくこともあるし
自分のストレスも溜め込まなくてすむし
ただ今日のような風景を見てしまうと
相手の悪いところをカバーしてやると
それはそれでいいものができるなと気づいた。![]()
なにか停滞していたものがガタゴト動くかんじ
gauchedavinci
gauchedavinc engineering memo
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