最近大好きな西加奈子さんの「きいろいゾウ」という本を読みました。
小学館からでています。
まずは装丁がいいなあと思ったのと、テレビでたまたま
西加奈子がインタビューに答えているのを見て
少し感動して。
それで。
買って読んでみました。
西加奈子の言葉で印象に残ってるのは
「世界平和をどんだけ訴えてる人でも、自分の家族をほったらかしで活動してる人は尊敬できん」
みたいな話。
そんな話に惹かれて読んでみた。
お互いに「ムコ」「ツマ」と呼び合う夫婦の話です。
きいろいゾウもときどき出てくる。
最近なんかこういう本が好きになってきたなあと思う。
死ぬほど自己啓発本や科学や宗教の本を読んでたころが嘘みたいだ。
まあそういう時期なのかな。
女の人は男よりもおそらく求めるロマンチックの平均点が高いな。とおもう。
女流作家の作品を読むとよくそれを感じる。
特にこの西加奈子さんはそれが強い。
江國香織もつよいかんじがする。俺には。
そういう作品はどうも苦手だけど、
まあ、そういうもんだと思えば、作品自体はとっても素晴らしいと思う。
あったかい気持ちになれました。
ありがとう西加奈子さん。
gauchedavinci
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