海外に来た時は
孤独感で寂しくなることが
たくさんありました。
言葉も生活習慣も違う。
自分が1年目にいたチームは
タイの南部のサトゥーンという街で
イスラム教の人が約8割を占めていました。
なのでイスラムのお祈りの時間になると
毎回町中にお祈りがスピーカーで流れます。
そして女性は ヒジャブ という
布を頭に被せます。
女性には触れてはいけません。
宗教とは日本にいてあまり関わりがなかったので
戸惑うこともたくさんでした。
アウェーに遠征に行く時も
お祈りの時間になったら
お祈りをする場所に行き
一時間バスの中で
イスラム教以外の数人で
待つこともありました。
そんなことや
たくさんのことが違いすぎて
正直パニック状態になって
自分をコントロールできてないな？と
思うこともありました。
今の時代は
携帯電話、パソコンという便利な
アイテムがあります。
連絡したいなと思えばすぐにできます。
それがあっても
寂しくて仕方なくなることがたくさん。
自分は弱い人間なんだなと思いました。
自分が大好きなサッカー選手の
カズ選手は高校生で1人でブラジルへ。
日本人なんて全く相手にされなかった時代。
しかも携帯電話もない。
今みたくすぐに連絡することもできない。
それに比べたら恵まれてる。
そう思ってもキツいなと思うことが
たくさんありました。
人の優しさがこんなにも心にしみるんだと
海外に来て初めて思うことができました。
今まで日本にいた自分では
本当の意味で気付くことは
できなかたんじゃないかなと思います。
そんな弱い自分も
初めてタイに来た時よりは
言葉も少しわかるようになり
環境にも慣れた自分がいます。
そんな時でも
携帯電話で話したり
メールを送ったりする。
当たり前のことなのかもしれないけれど
すごく優しさを感じることができます。
１本の電話で
かなりのパワーを自分はもらうことができます。
たわいもない話しでも。
元気してる？
最近どうなの？
そんな話しでもです。
そして電話やメールを終えると
ああ、自分は1人じゃないんだなと
毎回思うことができます。
本当にありがとうございます。
日本にいるときは
1人が好きだなと思っていたけれど
少しずつ変わって来てるのかなと思います。
海外に来たことで
今まで知らなかった自分を
発見することができました。
そしてこれからも
新しい発見を見つけて行きたいなと思います。
大好きなサッカーが
こんなにも自分を成長させてくれています。
感謝です。
この感謝を試合で見せれるように
これからも毎日を大切に
笑顔を忘れず頑張っていきます。
楽しんじゃいましょう‼︎
最近すごく思うことを書いてみました。
当たり前は当たり前ではない。
感謝できる時に気持ちを伝える。
ありがとうの気持ちを持って。
Enjoy Life !!
楽しまないともったいないぞ‼︎
2017.5.2
Yuta Ogawa
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