何気ない会話に垣間見る自動システム
テスト期間が終了し結果を返される日のこと
子どもが学校から帰ってきた
「ただいま～」
じいじがたまたま家にいた
「お帰り。１００点か？（笑）」
「そんなわけない。わたしに１００点なんて、とれるわけない」
玄関先での何気ないやりとりを
奥の居間から聞いていた私…
こわ！
阿頼耶識こわ！
じじ孫のなにげない会話
じいじが言った一言をきっかけに
子どもが無意識に持っている自分のイメージ
「わたしはテストで１００点なんてとれるわけない」
が反射的に沸いて
それを、自ら、そのまま言葉に出すことで
そのイメージをさらに強化していく様を見せられたようだった
そして、そのやりとりを聞いている私も
道理を学んだが為に、知っている知識から
「阿頼耶識こわい」と、反射的に思っている
なんちゅー自動システムなんだ！！！
潜んでるエゴージェント＝スミスが自動発動してくる
抜かりねえ！
しかし、ここからは今までとは違う発想が浮かび上がる
エゴージェント＝スミスも完璧ではない
いつまでも、エゴージェント＝スミスに振り回されているだけじゃない
メイクイーン？ メイクーン？メインクーン？
第一段階
道理を知らないわたし
「おうおう、お帰り。じいさん、１００点とかそんなに簡単にとれるわけないだろが。」
「おうおう、お子よ。あっさり言いきってんなや。勉強しろや。」
と、思って
子どもに、テスト見せなさいよ！ちゃんとやらないから！
夜更かししてるから！動画ばっか見てる場合じゃないでしょ！
イラッとしながら、子どもに小言連発
反発してこようものならケンカっすね
第二段階
道理を学んで知った気になっているわたし
「はああ？じいさん、余計なこと言って、凹ましてるだけじゃんもっと、言い方あるだろが。」
「お子よ。自分のやったことが自分にかえってくるんだよ。だから、やることやれって言ってるのに。」
と、思いながら
自分が学んで来たことをクドクドお説教、意味わかんないと切れられる。
せっかく教えているのに、せっかくあなたのためなのに、と押しつけがましい。
あとで、ちょっと違ったみたいだとは思う。
第三段階
今の私は道理を知った気になっているだけかも知れないと思って
学びとチャレンジと振り返りをしつつ反復練習しているわたし
「ほあああああ、こういうふうに現われるのか！
あれじゃあ、自己卑下を強化しているみたいじゃないか。
こわ！じゃあ、なんて声をかけてたらいいんだろう。
子どもが自身をもつためにわたしに何ができるだろう」
と思いなおして
普通にご飯つくる
子どもがテストのこと話しているのを聞く
出来ているところを伝えつつ、自分次第で変われることも伝える
そして、惰性でやっている深夜の動画、画像編集はびしっと注意
必ずしも、相手のために思ってしたことが
私に気持ちいい相手の反応としてかえってくるわけではない
相手にとって気持ちいいことだとは限らない
都合のいい気持ちいいと、心地よい関係はちがうんじゃないかとおもう
相手のためにと思ってしたことも
もしかしたら、私に見えてない部分や、私の偏見の”良いこと”になっている可能性もある
相手の反応や結果に斑入り回されて、落ち込んでも過剰に嘆いたり引きずったりしない
そして、また仏教真理学を学んで振り返ったり
チャレンジしたり
振り回されて
戻ってきて
気づきを得たりして
ぐるぐる成長してる
繰り返していると
阿頼耶識の自動システムが良い感じに効いてくる
エゴージェント＝スミスが潜んでるの知ってるし
色んな変装で出てくるの知ってるし
だんだん、小さくなって
エゴエゴアザラシがびたびたしてる
かわいいもんじゃと手名付けて
頑張らなくてもするっと最善を行えるようになる
はず
たぶん
なる
きっと
なる
やれば
なる
続ければ
なる
というわけで、
今日はレッツ般若心経その２を受講した
（キリッ）
感想は次ね
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