こんにちは。今日は日曜日ですね。昨夜は街中の博物館がよる開館していて、しかも無料公開となる日でした。夜型の私には有り難い企画。


家の近所にありながらも2021年の開館以降一度も行けなかった司教区博物館へ行ってきました。教会所有の芸術作品やお宝が展示されています。

本来なら予約が必要だったガイドツアーに、欠席者が出たので入れてもらいました。感謝おねがい


司教区には沢山の教会が点在しています。



受胎告知。ボッカッチョ ボッカッチーノという有名な画家の作品。写真では分かりづらいですが、かなり大きな作品で、細やかな細工も緻密に描かれています。本当に神々しかったです。

木製のマリア様とイエス様。かなり古い作品、確か1300年代。

サンタ アガタ、シチリアのカターニアという街の守護聖人。現代では、乳がん患者の守護聖人でもあります。

サンタ アガタのストーリーが描かれています。彼女は、キリスト教が迫害された古代ローマ帝国時代(3世紀)に、裕福な貴族家庭に生まれました。クィンツィアーノ執政官代理が、彼女がキリスト教から多神教に改宗しなかったため、様々な拷問をしました。

両胸をペンチのような道具で引裂き、その晩、アガタが牢獄で痛みに耐えて寝ていたところ夢に サン ピエトロ(ペトロ)と小さな松明の明かりを持った子供が出てきます。すると胸の傷が治ってしまいます。その後、また拷問にかけられベッドに寝かされ火炙りにされるのですが、その時に地震が襲います。その為、拷問は中止され、投獄されます。数時間後に彼女は息を引き取ってしまいますが、これらの奇跡と迫害と拷問にさらされても信仰心を捨てなかった彼女のストーリーは、今でも語り継がれています。

キリストの誕生。マリア様のブルーと聖人の身につけているマントの赤を使ったアクリル樹脂の作品(ジョルジョ パルー)。一つ一つの作品もさることながら、空間全体も素敵でした。

この街の有名な建築家でこの博物館の建物のデザインも担当した ジョルジョ パルーの作品。今、彼の作品が展示中で、アクリル樹脂など現代的な素材のものも凄く自然と空間にマッチしていました。いや〜、凄い。




他にも沢山写真を撮ったのですが、一眼レフカメラど撮影したため、スマホにおとすのに時間がかかりまして、断念驚き

最近は自身の閉ざされた心を開くべく、色々な物を見たり聴いたり、体験して感動しようと模索しております。昔から感動の薄い子でした真顔。感情表現できるようになりたいです。