職場の訃報一覧を見ていたら、数年前にお世話になった方が、昨年末に亡くなっていたことを知った。50代前半であった。

 

初めて知り合ったのは7年ほど前。快活でエネルギー満ち溢れる感じの方だった。

3年前にも仕事で関わりがあり、相変わらずのエネルギッシュさであったのだが、その年の年末に急きょ体調を崩し、休職された。おそらく、癌か何かだったのだろう。

 

休職以後、別のセクションで仕事をされているという話は聞いていたが、そこまで悪い状況とは思っていなかったので、ショックだった。

 

思えば、ここ数年、このように知り合いが亡くなるケースがちらほら出ている。

人間、40近くになれば、ひとまわり~ふたまわり上の先輩が亡くなるケースというのは、あってもおかしくないものだろう。いや、同年代や年下だって、ひょっとしたらあり得る。

 

ただ、こういう訃報に接すると、死というのは自分が思っている以上に生と隣り合わせであり、人間、いつそちらの方の世界に近づいていくか分からないということを、否が応でも考えさせられる。

 

また、先日ブログに書いたように、自分自身も風邪によりひどく体調を崩し、生命力の低下を感じた。高齢でこの症状だったらもたないんじゃないかという感覚も覚えた。

 

メメント・モリ。死を想え。

死を意識に置きながら、生を大切に全うしたい。