
トイレでぼんやり座っていると、
いつの間にか顔の数センチ前に、
白く光る小さなものがいました。
見た事がないくらい小さな蜘蛛で、
最初は目の前がチカチカするから、
目眩かと思えたくらい。
糸は見えないけれど
天井を見上げてみるに、
蜘蛛の身体の千倍ぐらいは
長さがあるのかな。
そんな高さのところから、
しかも熱い電球の真横を伝って
降りてきてくれたんだ・・・
手なのか足なのかを
一生懸命うごかしている様子は
パパ、みてみてw
と笑うヨシを思い出しました。
でももし人に言うと、
ただの蜘蛛だろうに・・・可哀想に。
そういう気がするんでしょうねぇ
・・・と思われるかもしれない。
その「ちょうどバランスのいい偶然」
が、いかにも天国から地上に会いにきてくれる時の規則・・・スピリチュアルコードなんだと最近、信じることにしました。
病院から一時帰宅した・・・
骨のように細くなってしまった息子を、このトイレで抱いて支えていたっけ。
あの時は、こんな風に病気にでもならないと10歳の息子を黙って抱きしめている時間なんて、普通は持てていなかったのかもしれないと感じたり・・・
そう思い出している時に
天から降りてきた白い蜘蛛ですから。
そして、ついこないだ・・・
クリスマスの飾りつけにしか
見えない巣が出来ていたので、
ヨシ、上手につくったねぇ!
と褒めてあげました。