去年の今頃・・・
小児医療センターに訪れた
サンタクロースについて、
息子のヨシは、たくさん話してくれました。

本物のサンタクロースの人は、
英語を喋っていたこと

身体がとても大きかったこと

どこの国からきたか教えてもらったけど、
忘れてしまったこと

そして、プレゼントは
クリスマスカードだけだったと・・・
しょぼいわ~(笑)と。

そりゃあ、
本当にみんなにオモチャとか配っていたら、
サンタさんは破産してしまうじゃん
と僕はいいました。

・・・だから全国のパパやママが
代わりにプレゼントを任されてるんだよと。

納得したように、微笑んでいたヨシに
クリスマスプレゼントのゲームをあげて・・・

12月は小児病棟の仲間達と、ベッドの上で、はしゃぎすぎるくらい楽しくすごしていました。

あんなに楽しく笑っていたヨシも、
その仲間のお友達も・・・

今年のクリスマスは
もうここにはいません。


でもサンタクロースの存在を
信じるか信じないかは別にして、

その赤い服の真ん中にある
優しい心は確実に存在すると
信じきれるように・・・

きっと、子供達の魂は
天国だけでなく、すぐそこにもあり・・・

今もこの街のジングルベルの曲や、
クリスマスツリーを見ながら
笑いあっているのだと・・・
信じていたい気持ちでいっぱいです。