一昨日、
息子の友達の女の子と
そのお母さんが会いにきてくれました。
京都の幼稚園で一緒だったお友達で、
途中で、東京へ引越していったお友達。
そのお母さんが
ヨシの絵を描いてプレゼント
してくれました。
……幼稚園時代、
ヨシと公園に遊びにいった時、
いつの間にか知らない子供達が、
皆でヨシのサンダルに
砂をいっぱいいれて
遊んでいる事がありました。
みんな楽しそうで、
ヨシもニコニコしていたのですが、
ヨシだけハダシで、
ヨシのサンダルを囲んで
みんなが砂をいれている訳ですから、
少し心配になり、ヨシを抱き上げて、
サンダル脱いだら駄目じゃないか!
などと叱ってその場を去ったことがあります。
もらった絵と写真をみて
ああ、そうか!そうだったんだなあ
……と心が暖かくなる想いをしました。
それは、
ヨシが、裸足になって、
サンダルに砂をいれていたのは
みんなと友達になるための
アプローチだったんだなぁ……と。
いつも、その儀式をすると
知らない子供でも、
すぐ仲良く遊べるようになる事に
気づいたヨシは、
いつの間にか
気に入った子供達に出会うと
すぐサンダルを脱ぎ、
砂をパラパラ落とすのが
ヨシ流の愛情表現だったのでしょう。
……そうか、あの時は
いじめられていたんじゃ
なかったんだ。
そういえば、裸足で
サンダルに砂を落とすヨシの姿は
何度も見たような気がします。
ヨシがいなくなり……
ますますヨシを想うようになってから、
今ごろ気づくことがたくさんある……
初盆で、この小さな家に
帰ってきてくれているかもしれない
ヨシにむかって、
天国でも、砂をパラパラ
してるのか?
と聞いてみたりしています。
