栃木県足利市の ふたりの高3女子が
校舎から飛び降りたというニュースが
先日、ありました。



私事ですが … 
本日 5月18日は
妹のところの 3人姉弟の
真ん中の姪っ子の、 2歳の誕生日であり、
偶然にも、
21年前に私の父が亡くなった 
命日でも、あります 。



私の父方の祖母は、 父の亡き後、

「良いお天気だから、
(父)の所へ行って お弁当食べてきたの」

と、 
お墓参りピクニックが 一番の楽しみ?
となり…


「 いつもね、

“ もうお母さん、生きるのシンドイから、
早く迎えに来て〜 ”  って、

お願いして来るの。 」

と … 。

表情などは 暗い感じでは ないですが 、

同じようなことを いつも話していました。



「 本当は、すぐにでも(父)の所へ行きたい。。 
でも、(父の弟)の 会社での立場とかを考えると…
兄に続いて 母親までもが 、、
なんて、 言われるかと 思うと。。。 」

と 言ったことも  あり 。


「 (免許を取りたての私) が
車に乗っていても、 全然 、怖くないの。
(父)が、 きっ と、 守ってくれる …
空から 
いつも 見守ってくれている って、思うから。」
と、
優しい笑顔で 私に言ってくれて

私自身、 本当に そんな気がして
心強かったことも 、 ありました。



そして
父が亡くなってから 7年後の7月18日、

月は違うものの
父と同じ 月命日 の、
奇しくも同じ 日曜日 。

本当に 父が迎えに来たかのように 
安らかに 永眠しました。




先月くらいに放送されたTV番組で、

元?X JAPAN の ヨシキさんが
父親の自死後、

「 いつも 死が  隣合わせのような…
いつでも  なぜか 、
生きる希望が持てないような 感じで… 」

…と、言うような 発言を されていたのが、

私にも
共感するものが 大いに 、 ありました。



だいぶ前に記したものですが、
以下 シェアします。


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( 2016年12月 記 )

一昨日、
両親の学生時代からの友人の
長女の方が9日に突然亡くなられて、
母は遠方のため、
隣接区に住む私が代理でお通夜に参列しました。

32才という若さでの突然の訃報に、
首都圏に住む 両親の友人5人が集い、
「こんなことで集まるのはイヤよね」
と話しつつ、
昨年の、故人のお母さまである議員さんの
選挙の応援で 一生懸命活動されていて、
とても元気だったことなどを伺いました。


お通夜には、
厳しい冷え込みの中、300名くらい?の
とても大勢の人が参列していました。


親友の方なのか 、
若い女性が ずっと、
人目も はばからない様子で 
むせび泣いていました。


この方が自死であるかは
未だ不明なのですが…

ちょうど同年代の 29才の
私の娘の担任教師が、
どうやら心を病んでいて
しばらく学校に来られないということで、
噂では
「死にたい」と言っていたとも聞き、
とても気になっていることが重なりました。



今朝も、電車で
“人身事故のため遅れが出ております”
とのアナウンスがあり、
わりと頻繁にあることなので、
またか、 というような感じで
あまり気に留めなくなっている 私自身に
気づき、、


こんなに 心や精神を病んでいる、
絶望の縁に立っている人 が
大 勢 いる。 という 現実を 、

もっと 心に留めていかなければ、 と、
気が引きしまりました。



娘と同学年の生徒でも、
中学1年生の元旦に
自室で亡くなっていた ということもあり、

その親御さんの気持ちになると、、

毎年の元旦が 我が子の 命日…


命日でなくても、
きっと
1日たりとも 思い出さない日はなく、

その後の人生は いかほどかと、。。


想像がつかない程の 辛さを抱えて

まだまだ、先の長い 人生を 歩いて行く…



そんな方々が、
人身事故の度に、
一人につき、何 人 もの。

10人は下らないであろう、 縁の人達が。

自責の念などを抱えて
生きていかなければならなくなっている、
ということを考えると 、、

というような話を 、
娘には 時折、 しています。



きっと、
そういった 精神状態の時は
ネガティブな方にばかり考えて
孤独に 陥ってしまうのだと 思いますが、


一昨日のお通夜のように、

亡くなれば

その死を悼む人が、
嘆き 悲しむ人が 、

思ったよりも 大勢いる という事には 、
その時には
なかなか 思い至らないのでしょうね …




小田和正さんの唄のフレーズ

 だれかが いつも君をみている
 今日もどこかで君のこと 想っている


という詞が
ぐるぐる私の頭の中でまわっています。


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補足しますと 、

この亡くなられた娘さんは、
長女とは言え、
上にお兄さまが2人おられる 末っ娘 で、
家族に可愛がられて育ったのでは… と
想像できますし、

ご結婚も されていて、
仕事から帰宅したご主人が
亡き骸を発見されたとのことで …


生前にお会いすることのなかった私には
想像でしか 考えられませんが 。。

はた目には、
とても恵まれた、 幸せそうな 人生に 

映っていた かと、  
思うのですが …




先日の 
足利の ふたりの娘さんも、
何がきっかけか  は わからないですが 、

人生に? 絶望してしまい 、、

衝動的に 
あの様なことになってしまったかと思うと、


その  
不安定な 気持ちに、
少しでも 。   寄り添える 、、

心の 拠り所のような 、 誰かが 。。

場所 が  。


もし 、  あった  なら  、 

… 違って いたのかな 。。



とは言え 、
口で 言うは 易し 。  で 。。




 “ 隣の芝生は 青く見える ”



他人の 、、

たとえ、 
家族、夫婦、親子 で あっても。


その人の、

内面、 本心、 精神状態 …  なんて、


本当に、 本  当  の 、 ところは 。


わからない 。   ですよね。



私など、
未だに、 いつも、 ずっと 。

私・自身  が、
よく、 ワカラナイ…   ままです。




ひとつ 言えることは 、


外見だけでは…  表面上の関わりだけでは

人は  到底、 
判断できない ですし、


ある程度の 年を 重ねた人 ならば 、

みんな 。

大なり 小なり、
悲しみや 深い悩み、 苦しい想いなどを

どこかに   抱えて 。



それでも、

前を向いて  日々、がんばって   。。



そんな …    健気さ に 。

明るい笑顔の 影にある、  何か に 。



思いを 馳せることの出来る 、
私で ありたいと  感じた、 今日です。







『     心で見なくちゃ、
       ものごとはよく見えないってことさ。

     かんじんなことは、目に見えないんだよ     』



  サン=テグジュペリ 作     星の王子さま  より