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原発から200キロも離れている東京都心でも
水道水からヨウ素などを検出したという。
ここはもう原発がとにかく収束するまで
見守るしかない。
風評被害はよくないと
力説してきた私だが
ここまで広範囲に
しかも水道水にまで検出されてくるようでは
やはり子供を持つ親や、妊婦さんなどは
大変心配するのは、もはや仕方がない。
そして様々なものが
放射能汚染されているということで
出荷規制、ならびに摂取を控えるようにと報道されている。
現在はチェルノブイリ原発事故と比較して
放射性物質がチェルノブイリの２～５割相当
放出されているという海外気象当局での発表があったらしい。
チェルノブイリの原発事故では
政府が事故直後、事故の事実を隠蔽した為
周辺住民の避難が遅れた。
その後、その地域の大人や
特に子供の甲状腺がん、白血病などの
発症率が他の地域より数倍も高くなったということから考えても
やはり放射線物質というものとの因果関係は否定できない。
日本政府は
「このようなものを摂取しても
ただちに健康被害が起きるわけではない」と
何度も発表している。
この中の・・・ただちにって言葉がかなり引っかかると
感じた人も多いのではないだろうか。
という事は
10年後、20年後には
癌になるかもしれないが・・・
それはわからないって
言っているようにしか聞こえないので
更に国民が敏感になっているのである。
東電が津波の想定は10メートルまでしか想定せず
原発を設計していたという事で
設計に多少の問題があった事は否めないと認めるような発言をした。
過去にも三陸ではこれ相当の津波が起きている。
三陸育ちで明治生まれのおばあちゃんはその津波を経験し
その恐ろしさをテレビで言っていた。
地震や津波については仕方がない。
だが
それでおきてしまったもっとも深刻な
原発の事故については誰もが許せるはずがない。
まず自ら責任を取るべきである。
前にも言ったがこのような責任は
組織全体の責任だ。
経営の問題、設計ミスの問題で
国民に多大なる損害を及ぼしたのであるから
東電の賠償責任はもちろんのこと
役員である政治家の減俸、政治献金の完全禁止
あらゆる優遇制度の廃止
そして次に従業員である公務員全体の減俸
これは当たり前にすべき事だと私は強く思う。
当然今回原発の現地で命がけで作業をした人達には
しっかりと別で手厚い補償もすべきだし。
なんでもかんでも
足りないからと
すぐに国民に税負担を強いるような悪質な体質を
これを期にしっかりと正すべきである。
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