不明瞭なフィギュアスケートの判定システム

昨日女子フィギュアの

ショートプログラムが終わった。

真央ちゃんとキムヨナの点数が

5点近く離れている。

フリーで挽回すると言っているが

この５点の得点差は何なんだろうか。

実を言うとその得点差というのは

各技の得点や演技構成点とはまた別に

GOEという加点がキムヨナに8点もついているため

このような結果になっているのだ。

ジャンプの回転不足かそうでないかは

演技が終わった後に

審査員がVTRを巻き戻して

足元をチェックするそうだ。

なのできちんと回転しているかしていないかは

判定も正しくされているといえる。

ひとつのジャンプに対して

あれが何点で

これが何点

回転が不足していたら減点が何点で

転んだらまたマイナス何点という風に

細かく平等に得点がつけられているといっていい。

ただ私が本当に見ていて面白くないと思うのは

この不明瞭な「GOE」という加点。

これは審査員の主観がかなり左右する

簡単に言えばGOEとは

「どっちが凄いと思ったでしょうか？(＝⌒▽⌒＝)」

という何とも曖昧な点数なのである。

演技や振り付けの構成とは別に

会場の中の存在感や

衣装の雰囲気や

曲の雰囲気

また、今までの実績なども

含めて審査員の主観が入るその部分で

８点もの差がついた。

人の主観というのは

平等に思えといわれても

やっぱり無理で・・・・。

その注目選手に大きな失敗がない限り

これまでの実績や

存在感や

話題性などの主観が

どうしても入ってしまう。

今回はその話題性と

審査員の主観で別にキムヨナに

８点もつき

得点差が５点近くついてしまった。

ということはこのGOEといういわゆる審査員の

好みで左右される加点がなければ

真央ちゃんが逆に勝っていたという事になるのだ。

あくまで機械的な点数付けだけにしていただきたい。

でないと見ているほうも

やっぱり楽しくない・・・・・。

それからアメリカ国籍の

日本人選手

長洲未来選手

ミスもなく凄く上手かった。

なのに他の人と比べたら

結構得点が低かった。

なんか

こんな点数のつけかた

改正して欲しい。

話題性がない選手が

たまたま本番で

凄く美味い演技をしたとしても

結局GOEという得点だけでも

かなりの差がつくのだから

見ていてバカバカしくなってくる。