思いやりを表す言葉に、
「相手の荷物は重く、自分の荷物は軽く」
というものがあります。
これは、相手が抱えている問題は
重大だととらえてあげて、
自分の問題は大したことないと
相手に見せることです。![]()
しかし、最近では人権やコンプライアンスを
重視するようになったので、
あまり極端な自己卑下(へりくだり)は
時代遅れでしょう。
昔はご進物(おみやげ)を渡す際
「お口汚しですが」と言いましたが、
今ではあまり聞きませんよね。
さて、「相手の荷物を重く」ですが、
まず「事実の重みは人により違う」
と認識しましょう。
例えば「受験に失敗しちゃった」
という事実を考えると、
人によってその重さは違う事がわかるでしょう。
ですので、相手がどのくらい問題を
重く感じているかは、自分には分からないのです。
分からないままで良いので、
「相手は自分より少し重い問題を抱えているのだ」
と想像して、思いやりを差し出しましょう。![]()
「それは大変だったね」
「よく頑張ってきたんだね」
という言葉を差し出せば、
コミュニケーションは良くなると思います。
また、自分の問題は
「相手より軽い問題かもしれない」
と想像します。
自分の病気の辛さを知ってもらいたいとき、
相手はもっと重い病気かもしれません。
私たちには相手の表面しか見えないので、
そんな可能性も十分あります。
このような想像を働かせて、気配りを続ければ、
自分にとって味方になれる人がだんだんと現れるでしょう。![]()