例えば、海外旅行である都市に行ったとき、その街全体を見渡す。そして、そこで目につくものは、高いビルや塔だろう。低い建物はその色や形に個性的なところがなければ、その他大勢にまぎれて特に目を引くことはない。スカイツリーが世間の話題を集めるのは、東京で突出して高いことに加え、世界一高い電波塔ということにある。人は突出したものを意識する。
オリンピックではどうだろう。銅より銀、銀より金だし、世界記録更新となると一層注目度が上がる。また、オリンピックを目指すアスリートは金メダルや世界記録を意識して日々の練習に励むものだ。
チャートを観た時も同じことが言えるだろう。まず目に付くものは、突出した高値安値、直近の高値安値だ。よってチャートを観る時、第一にそこに視点をおかなければならないのではないだろうか。次にトレンドラインとチャートパターンとなる。直近の高値を目指す人、さらにそれを越えようとする人、そのポイントで利食う人や売り込もうとする人などそのポイントには必ず注目が集まる。
画像はユロ円1時間足チャートだが、インディケーターを1つだけ入れてある。そのインディケーターは、ブログ「とあるMeta Traderの備忘秘録」で提供してくださっているSwingPointViewEXTL(http://d.hatena.ne.jp/fai_fx/20120203/1328279908)というもの。直近や突出した高値安値に水平ラインが引かれ、さらにそのポイントのレートと時間が記される。そして、そのラインはブレイクされるまで延長される代物。ただし、1pipsでもブレイクするとそこでラインは終わるようにできているので、その辺の融通は利かない。赤ラインが高値、水色ラインが安値で、黄色のラインは延長したりして自分で付け足したもの。先週、最も素晴らしかったのは、ABCの高値3点がそろっていて、より多くの人に意識されていたことが視覚的にわかりやすかったということ。Dでそれを突破したことで、レジサポ反転が起こるかと思われたが、下抜けたことで下に行き易くなった。しかし、上下動が激しかったので、下落を獲れた人は少なかったのではないだろうか?ローソク足の動きにもそれが顕著に表れていた。
短い時間足にすれば、さらに細かくラインを引いてくれるが、機能しにくいのは他のインディケーターと同じ。