オリンピックに観るメンタルコントロールと心理戦 | FXデイトレ@フィボナッチサイクル戦略.COM

FXデイトレ@フィボナッチサイクル戦略.COM

サイクル(横軸)+水平線(縦軸)+斜線を使ってチャートを分析しトレードしています。

連日オリンピック一色といった毎日になっているが、今回のオリンピックは今までとはだいぶ違う角度から観ている。結果(メダル)ももちろん気にはなるが、選手のメンタルと経過に、より重きを置いている。

男子体操の内村航平には日本中から多くの期待がかけられテレビインタニューもオリンピック開会前から彼に集中していた。内村はあるテレビインタビューで「朝起きた時にすぐに5種目ができるまでに準備ができている」と言い放った。また「何よりも団体で金を取ることが最大の目標です。」という発言もあった。これは、自己中心ならないという姿勢もあるだろうが、「自分のことには自信がある」ことの表れでもあると思えた。彼のインタビューへの受け答えを観て、明らかにポジティブなメンタルコントロールをしていることが観てとれた。私はそれらを観て「これは行けるだろう」と確信に近いものを感じた。

しかし、そのできて当たり前の内村が、昨日の団体予選で、鉄棒や鞍馬から落下したのである。それを知ったとき、メンタルコントロールの難しさを痛感させられた。また、あれほどの成功体験と自信を以てしても、そんなことがあるものだという、そして未来は誰にもわからないということを再認識させられた。並みの人間なら、ふてくされ失敗が響き、どこかで諦めてしまうかもしれない。ここからの内村に注目していきたい。

アスリートとトレーダーにはメンタルでの共通点は多いが、最大の違いは一発勝負かどうかであろう。オリンピックはやり直しがきかない。「おっと、落下しちゃった~、今のは練習にして、もう一回やります」なんてことは、決して許されない。トレードであれば、損切りラインにかかれば、そこで試技を終了し、次のチャンスを待てばよい。トレードはプロ野球やJリーグのリーグ戦と同じで、いくつかの試合は捨ててもトータルで勝てればよい。

なでしこジャパンは、オリンピック前のアメリカ戦とフランス戦に負け、課題を残したままオリンピックに入った。1、2戦を観る限り澤と宮間のできがよくない。今は予選なので手の内をあかさないように8分の力で試合を運んでいることも考えられる。宮間は頭のいい選手なので、強敵アメリカやフランスと当たるまでは・・・と計算しているのかもしれない。

男子サッカーは恐れを知らない前向きな姿勢でグラスゴーの奇跡を起こした。今夜のモロッコ戦でその真価が問われる。