ようやくゾーンも終盤に来たが、とにかく言葉の表現が難しいため、著者が言わんとしていることの半分も読み取れているどうかもわからない。ただ、今の自分には学ぶべきものはたくさんある。第10章に出てくる「犬」の例を自分なりに解釈してみる。
幼少の時に犬に追いかけられ噛みつかれた経験のある少年は、「犬」に対して恐怖心を抱き、「全ての犬は危険だ」という信念を持つ。
しかし、ある時近所で子供たちが何匹かの犬と楽しそうに遊んでいるのを見かけた時、自分の持っている信念と異なる光景を見て、自分の持っている信念が真実ではないという可能性に直面することになる。
そして、自分の信念と実際に自分の目で見た事実との葛藤が生じ混乱する。
その混乱がおさまった後、「すべての犬が危険ではない」という可能性を理解し始める。
そして、その子供たちのように自分も犬と遊びたいという願望が生まれる。
しかし、「すべての犬は危険だ」という信念からエネルギーを抜き出さない限り、本心から犬と楽しんで遊ぶことはできない。
そして、すべての犬が危険ではなく、実際に見た犬のように人懐っこい犬もいるので、自分の信念から「すべて」を取り除き、犬の性格と行動パターンから、どのような犬と遊べばいいか、またどのような犬を避けたほうがいいのかを学べばいいことを知る。
だが、以上のことを頭で理解はしても、自分の信念からエネルギーを抜出し、別の信念にエネルギーを注入することは非常に難しい。そして、恐怖を乗り越えて犬に触る必要がある。
ここから・・・私がこれをトレードに解釈をすると
①ある人は、犬のビデオを観たり、犬のぬいぐるみで遊んだり(デモトレード)して犬に慣れるようにする。
②危険が少ない子犬との出会い(小ロットでのトレード)を重ねることにより「全ての犬が危険である」というマイナスのエネルギーを抜いていき、ついには犬に触れること(トレードで利益を上げたり損失をだしたりしながらトータルで勝つこと)を体験する。
③より危険の少ない犬の見分け方を学ぶことにより、徐々に大きな犬とも遊べる(中ロット→大ロットでのトレードをする)ようになる。
世の中のトレーダーは千差万別のトレード手法を使っている。そして、世の中に出回っている本の多くは順張りを勧めている。つまり、上がっているところを買って下がっているところを売る。よって、多くの人は逆張りが怖いと感じている。それが信念となって逆張りを避ける。
私もかつてはそうであったが、「すべての逆張りは危険だ」から「すべて」という概念のエネルギーを抜き出すには小ロットからのトレードで克服できた。
今はライン抜け(高いところを買うと安いところで売る)の見分け方が課題である。抜けのエントリーが怖いという恐怖心も徐々に克服していきたい。