では、FXで考えてみるとどうなるだろうか。
背景(background:バックグラウンド) FX
時代背景 ------------- 世界経済や世界情勢の確認、休場の有無、指標発表時間の確認、長期時間足でのトレンド、レンジの認識
戦略(strategy:ストラテジー)
全体的な方針。------------------ 通貨ペアの選択またはノートレード、戻り売り、押し目買い、ブレイク、レンジ上限・下限からのショート・ロング
変更は困難。
戦術(tactics:タクティクス)
戦略に基づいて細かい個所を決める。----エントリーポイントの絞り込み、利確目標の設定、損切りポイントの設定、状況に応じての利の伸ばしと撤退
戦略に基づいていることが必須。
変更は可能。
戦術に使われる兵器(weapon:ウェポン) ------------------- トレンドライン、水平線などのラインや移動平均線、ボリンジャーバンドなどのインディケーター
※その兵器に習熟しなければ、どんな兵器を使おうが勝利することはできない。また別の兵器探しに翻弄することになるだろう、兵器コレクターとして。
以上のような感じになるだろうか。アドさんが、「手法なんて何でもいいと思ってます、僕は。」
とどこかで言っていたことを思い出す。
FX商材などを見ると戦術を売り物にしていることは明白で、我々はついついそこに目がいっ
てしまうが、実は背景>戦略>戦術の順に比重を置かなければならない。
日本の全就業者の内、給与所得者(サラリーマン)の割合は8割を占めるそうだ。FXも経営
者(戦略家)の立場で相場に向かわなければならない。被雇用者根性というかサラリーマン魂
のまま戦に行っても、武器の扱いだけで終わってしまうだろう。FXで負けている割合の8割とサ
ラリーマンの割合が奇しくも同じなのは、偶然の一致なのだろうか。
大国ロシアに勝利するため、大日本帝国が武器の選定に翻弄していたら、戦争に勝つことは
できなかったはずだ。そして、その40年後、時代背景を読み違えて太平洋戦争で敗北に追い
やられた日本がいみじくもこれを証明している。