モノグラム1/48の、ベルP39エアラコブラを製作しています。

いよいよ今回から機体の塗装になりますが、キットに付属していたエアロマスターデカールのバリエーションでは英米両軍機となっているので、アメリカ陸軍第82戦隊機である通称「white tale」というバージョンを選びました。


デカールは、これ。

ネットで拾った画像によると(下から二番目)になりますが、エアロマスターデカールの塗装指示とは若干ことなりますね。
機首のパーソナルマークからして同じ機体のはずなんですが、垂直尾翼の機体番号も同じだし・・・

とりあえず、エアロマスターデカールの塗装指示に従って作業を進めていきます。

ということで、傷チェックも兼ねて下地塗装はベースホワイトをふきました。

さらに、主翼前縁と尾部をマスキングして下面色をふきました。
エアロマスターデカールの塗装指示はニュートラルグレーになっていますが、ニュートラルグレーってかなり暗いグレーでして、実機画像を見てもそんなグレーで塗装された機体は見つかりませんでした。

まぁ、カラー画像のほとんどが復元機ですし、アメリカの博物館などが所蔵している機体は、けっこういい加減な色で塗られているものもあるらしいですが・・・
とりあえずニュートラルグレーより若干明るいグレーで塗装しました。

塗装が乾いたら下面色をマスキングして、機体の上面をオリーブドラブで塗装しますが、クレオスでは2種類のオリーブドラブが用意されていて、今回は 「オリーブドラブ1」を選びました。
このオリーブドラブという色はややこしい色で、光の当たり具合で グリーンがかって見えたり、茶色っぽく見えたりします。
なので、よくモデラー同士で「合ってる」だの「それは違うわ!」ともめることがありますね、知らんけど( ^o^)
手前の黄色いのはプロペラスピナーで、エアロマスターデカールの塗装指示では下面色でしたが、ネットで見つけたカラー図面では黄燈色に近い黄色なので、イエローFS13538を使いました。
ブルーエンジェルスの黄色らしいですが、いい感じだと思います。

しばらく乾燥させた後、マスキングを剥がして状態をチェックします。
ドキムネ(ドキがムネムネ/胸がドキドキの親父ギャグ)の瞬間です。
凸モールドだったのをスジ彫りに彫り直したパネルラインは、特に問題はなさそうですが、

やはり、吹きこぼれが数カ所!(マスキングの部分)
特にキャノピーはフレームのマスキングで豪快に漏れてましたが、 幸いコクピット内には吹きこんでいませんでしたので、ひとまずホッとしました。

吹きこぼれをタッチアップしながら、主脚収納部を塗り分けしたところで、

3点姿勢を再度チェック !
いい感じです( ^o^)

オモリを入れる場所を確保するのに苦労した機関砲収納部は、こんな感じになりました。

漏れまくっていたキャノピーは、ここまで修正しました。

おおよそのタッチアップが終わりましたので、これからデカールを貼っていきます。
たったのこれだけですが。

機体は、こんな感じ。

右側の各扉にはパーソナルマークがたくさん描かれています。

さらに残っていた右側のカードアにQUINTA STUDIOの3Dデカールを貼りました。

機体に仮組みすると、
スんゴいですねぇ~!(所ジョージ)
こんなにリアルなコクピットが完成します。

これを面相筆で塗り分けて再現するのは無理でしょう・・・

いや、私には無理です。


この後、一晩放置してデカールの水分を完全に飛ばします。
次回は、 クリアーを吹いてデカールを保護し、小物の組み立て塗装となります。
いよいよ完成間近という感じです。
( ^o^)
ということで今回はここまで。
(^^)/~~~