フジミの「ちび丸艦隊大和」を使った洋上ジオラマの製作も、いよいよ最終段階となります。
ここで、お詫びと訂正。
前回の投稿で、波の表現における木工ボンドの利点は「固まれば艶が出る」と書きましたが、全く艶は出ておりません(TOT)
おそらくですが、木工ボンドに混ぜ込んだスノーパウダーが乱反射して、ちょうど塗料の「フラットベース(艶消し添加剤)」のような働きをしていると思われます。
固まった部分を触ってみるとザラザラしていて、表面が平滑ではないので、このまま色付けなどをおこなうと、かなり面倒なことになりますねぇ。
墨入れやウォッシングなんかしたら、まっ黒け~なんてことに・・・
現在の状態は、こんな感じ。
また問題の艶出しにはエアブラシによるクリアーコートを考えていましたが、ビン入りの水性クリアーの原液を、わざとムラを作りながら筆塗りしてみようと思います。
水を含ませた平筆でパテを取り、船体と海面の隙間に流し込むように塗っていきます。
「溶きパテ」のような感じですかねぇ。
ただ「溶きパテ」と大きく異なる点は、プラを溶かして食い付きを得ているわけではないので、余計なところに付いた場合は、固まる前なら水で洗い流せます。
画像ではわかりにくいかもしれませんが、船体と海面の境目にあった不自然な隙間は無くなりました。
しばらく乾燥させてから、水性クリアーを筆塗りして艶出しをしようと思います。
ベースを製作するためのパーツが届いたので、ジオラマベースを組み立てました。
ベースを組み立てたら、あら不思議!
たわんでいた海面ベースが、ボルト締めすることよって四方に引っぱられて、たわみが矯正されました。
ラッキー( ^o^)
水性クリアーで艶出しをしている際、できるだけ海面が乱反射するように筆でペタペタしていたら、下地のクリアーブルーが溶け出して、白波と海面の境目にグラデーションができました!
またまたラッキー( ^o^)
後は水性クリアーが乾くのを待つだけなので、これで完成とします。
では、また。
【完成品ギャラリー】