久しぶりの投稿になりますねぇ。
以前から、Bトレ車両を中心に、小型車両を走らせるレイアウトを製作してきましたが、自動往復運転をできるだけコンパクトに再現しようと、試験的にミニレイアウトを組んでみました。
それに伴い、自動往復運転装置もできるだけコンパクトなものをと探していたところ、もけいや松原さんの「かんたん自動往復運転装置」という製品が目にとまり、さっそく購入してみました。


トミックスのスタンダードパワーパックの半分ほどの大きさで、自動往復運転と手動運転が可能な優れ物で、折り返し地点のレールを加工するだけで自動往復運転を再現できる、まさに「かんたん自動往復運転装置」でした。
トミックスやKATOの道床付きレールの一部をカットしてギャップをつくり、ギャップを橋渡しするようにダイオードをはんだ付けするだけで、自動往復運転の折り返し地点のセンサーレールとなります。
詳しくは、もけいや松原さんのサイトを御覧ください。
今回はできるだけコンパクトなレイアウトをつくりたかったので、レールはKATOのユニトラックコンパクト(117R)を円形に組み、一部のジョイントを外してセンサーレールに加工した直線レールをつなげて、高低差のある登山鉄道のようなレイアウトにしました。



なんせ小さなレイアウトでこれだけの高低差(70mmほど)がありますから、走行できる車両も限られてきます。
できるだけ高低差を少なくするためにトンネルポータルを切り詰めたので、レールバスか気動車しか走行できません。
電車はパンタグラフを上げると引っかかるので、パンタグラフを下げたまま走行するという、摩訶不思議な状態になります。
既製品のディスプレイケースに収めるために、30cm四方のスチレンボード上に高低差をつけたループの土台をつくり、線路を敷きました。
ストラクチャーは、ほぼジオコレで、一部グリーンマックスを使用しています。
小さなレイアウトですが、住民は
20人ほどいます。





製作中に汚れたレールをクリーニングして、走行試験をしてみました。




トンネルの手前で車両が前後していますが、原因はレールのクリーニングが不十分だったことによる誤作動でして、決して製品の不良などではありません。
レールと車輪のクリーニングを徹底すれば、完璧に自動往復運転を再現してくれます。
以前トミックスのTCS自動往復運転のレイアウトを組んだ時と比較すると、こちらのほうが動作が確実のような気がします。
はんだ付けが苦手な方たちには、センサーレール(トミックス、KATO)も販売しています。
今回はトミックスのレールバスを採用しましたが、KATOの2軸動力や、バンダイのBトレ動力③も走行可能でした。

大きなレイアウトが組めない私としましては、とってもありがたい製品ですねぇ。

それでは、さようなら。