☆ダルマに想いを込めて☆ | PHOTO LIFE IS MY LIFE
多くのダルマが街中に溢れる。

三原市で毎年開催される「三原神明市」。
全国からの約500軒を越える露店商や催し物などが東西に渡り約2kmに渡って軒を連ねます。
たこ焼き、たい焼き、リング焼き、フランクフルトやから揚げなどの飲食露店をはじめ、金魚すくい、射的、スマートボール等のゲームの露店など各種露店商がいっぱいです。また植木市も同時に開催されています。
そして、このお祭りが別名「ダルマ市」とも言われているように、全国から有名ダルマの販売が行われます。

「神明祭」とは、伊勢神宮を祀る祭りのことを言い、この信仰が全国に広まったのは、室町末期のことだそうです。三原もその頃、この地方の港町として栄えつつあり、当時、九つの町組が寄り合って始めたのが祭りの起こりなんだとか。今では石垣しかなく、天守閣はない三原城の城主であった小早川隆景は、この祭りを大切なものとし、初市として周辺の特産物の集積を図り、瓶子一対を寄進し、近郷より繰り出す景気人出の様子を見て、その年の冨凶を考量されたと言われています。

神明市でシンボルになっているのが、道路頭上に鎮座する大ダルマです。現在のダルマは4代目だそうで、2013(平成25)年1月、半世紀ぶりに大ダルマは新調され、この神明市でお披露目されました。高さ3.9m、廻り(直径)2.9m、重さ約500kgと言う大きさで、日本一と書かれてあります。
真下に行くと、その大きさには圧倒されます。

また、願いを叶えてくれたダルマを供養するための供養塔も設けられ、1年間見守ってくださったダルマに感謝を込めて多くの人が供養塔にダルマを持って来られます。

こうして、ダルマに想いを込めたお祭り「三原神明市」は、3日間で約30万人もの人で賑わいました。








































































































「三原神明市」 JR三原駅北側一帯(東町、館町、本町一帯)



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