街を見下ろす丘から あの日僕らは何を見てた

やっと 二人きりになれた 照れながらあの日


「明日の朝僕は 上りの電車に乗るんだね」

卒業のあとの校舎 小さく 見つけた


行かないでと一言 つぶやいた君 あの時

僕は 見えない 夢を いだいていた


離れていても きっといつまでも 君のことを思っているよと

言った心が いまさら うずいて  たまらないよ

君にさよなら 電話で告げた 過ぎてゆく 季節の中に

会えない時間にも 距離にも 勝てない 僕らがいた


どこか 大人びて見えた あれは口紅のせいだって

今なら さまざまに 思い当たることもあるが


片道の切符を ふざけたふりで とりあげ

君は無理して妙にはしゃいでいた


離れたらもう 駄目になるよと 君がうつむくのを 打ち消して

僕はコートで ふるえる その肩 つつみこんだ

こんなに笑顔 思い出すのに そこで途切れてしまう君

忘れてしまっても 忘れはしないよ 胸のどこかが


君にさよなら 電話で告げた 過ぎてゆく 季節の中に

会えない時間にも 距離にも 勝てない 僕らがいた


街を見下ろす丘からあの日 君が見ていた「何か」を

このごろ不意に わかった気がする こともあるよ

君に出会った 君に恋した この体の奥に ずっと 

君と見つめていた 景色がいつでも 流れている


Typhoon generationのブログ-台風ジェネレーション ~Typhoon generation~

歌詞ナビより

街に愛の歌 流れ始めたら

人々は 寄り添いあう

輝きの中へ 僕は君をきっと

連れて行ってみせるよ


恋は届かない時を経験するうちに

強くなって ゆくものだね 切ない胸さえ


君に似合いの男になるまでこの僕に

振り向いては くれないみたい 手厳しい君さ


過ぎてく季節を美しいと思えるこの頃

君がそこにいるからだと知ったのさ

今こそ 伝えよう


街に愛の歌 流れ始めたら

人々は 寄り添いあう

輝きの中へ 僕は君をきっと

連れて行ってみせるよ


やさしい男になろうと 試みてみたけど

君はそんな僕じゃ まるで 物足りないんだね


風当たり強い坂道ものぼってゆけばいい

二人で生きて行けるなら君を守る

誓おう


街に愛の歌 流れ始めたら

人々は 微笑み会う

鐘の音(ね)響く時 僕は君をきっと

強く 抱きしめている


街に愛の歌 流れ始めたら

人々は 愛を語る

輝きの中へ 僕は君をきっと

連れて行ってみせるよ


君を愛し続ける


Typhoon generationのブログ-WISH


歌詞ナビより

通り雨が近づく 街の匂いは切なくて

アスファルトに残した 影はいつもと違って見えた


変わり続ける空は 揺れる心映す様に

足早に世界は廻リ続けてる


赤から青に変わるシグナル 戻ることのできない旅の途中で

明日を信じて進みたい

この夕立の中で一人 振り返り立ち止まることもあるけど

何も恐れはしない


雨上がりの窓から 見える夕暮れの向日葵

夕焼けに染められて 朝日を待ち続けているんだ


何が大切なのか 時に見失いそうだけど

譲れない思いを抱え歩いてゆく

あざやかな青に染められた 未来は果てしない夢を描いた

渇いた心 潤して

限られたこの時の中で 強く胸に思いを刻み込んだ

陽はまた昇ってゆく


この長い坂を越えるとき その先に何が見えたとしても

後悔はしたくない 光灯し続け 明日を照らして


赤から青に変わるシグナル 戻ることのできない旅の途中で

明日を信じて進みたい

走れ走れ! 夢に手を伸ばすのさ 叫べ叫べ! 声の続く限り

心の感じるままに


Typhoon generationのブログ-Everything


歌詞ナビより