流星のように美しく墜落していくブログ! -9ページ目

流星のように美しく墜落していくブログ!

ちょっとしたグチから日常の楽しかった事、趣味などを暇なときに語っていく日記のようなブログです。タイトルは某韓国ドラマの名台詞から

どうも、蒼騎士です。今日は午前中に親戚の方々が何人か家に来たので対応が少々忙しかった。つーてもほぼ婆ちゃんが相手してたらワシらが疲れる要因なんて気疲れぐらいしかないのだが。

まあそんなことはさておき、オーズの感想に移るかね。あ、この始め方オーズ放映時思い出して懐かしくなるな。
さて、オーズの小説ですが800年前のグリードの誕生から眠りまでの話をアンクの視点から描く過去編、本編でのバース引き継ぎから伊達さんの出発までの数日間の間に起きた事件を描いた現代編(ある意味過去編2って言っていいかもしれん)、そして最終回後に再び世界を旅して回る映二が見たある国の話を描く未来編。この三章から成り立っています。章ごとに視点や主人公、時代や舞台は違うものの、この作品もW同様オーズの世界を小説に上手く納めていたと思います。結構シリアスな話が多くて引き込まれたし面白かった。ただ・・・2章は、ね。いや面白かったは面白かったんだが・・・とりあえず章ごとに感想をば。あ、ネタバレは入ってると思うので気を付けてください。スマホからだから色変えも出来ないんだ。


まず第一章。これはさっきも書いたように800年前の物語なんだが、この小説の中では個人的に一番好きな章でもある。まだグリードとして産まれる前の夢の中では宇宙まで飛び上がることが出来、王たる自負を持って満たされていたアンク。しかしグリードとして産まれ夢から覚めたことで状況は一変。何を見ても何をやっても満たされない、それでいて狂おしく飢餓のように自分を苦しめる止まらない欲望。欲望の化身であるが故に欲望に苦しみ、そんな彼らを産み出した過去のオーズ・「王」の絶対的な力に歯向かうことも出来ず支配される日々。そんなアンクが出会ったのは「王」と同じくらいの欲望の器を持った盲目の少女だった・・・
うん、作品も症状も違うけど何をやっても満たされずそれに苦しむというのはDiesの既知感に時に救われつつも苦しめられた司狼を彷彿とさせる。どっちも満たされないことに苦しみ満たされないと渇望する点では同じだし。ワシもこのどっちかの症状になったらどうなるんかね?なんか狂いそうな気がする。司狼にせよアンクを始めとしたグリードにせよ狂いたくても狂えないということに更に苦しめられてたんだろうと考えると色んな意味で複雑だが。
しかし本編終盤でようやく映二たちと心を通わせていたアンクだったけど、過去にはもしかしたらそれ以上に大切な人間がいたんだと思うと涙が出る。アンクと同じく「美しいものが見たい」という願いを持ち、アンクになついていた少女。アンク本人も少女といると安らげたし彼女の欲望を利用すれば再び美しいものを見ることが出来るだけでなく「王」だって倒せるかもしれない最強のヤミーが手に入り一石二鳥だと少女の願いを叶えてあげる・・・ページ数的な関係であまり多くの絡みは描かれなかったけど、少なくとも二人は幸せだったんだと思う。アンクにとっては日々の苦しみを唯一癒してくれる相手であり少女にとっては願いを叶えてくれたお友達で。だけど美しいものというのは人によって異なる。中には生き物が死んだり苦しんだりしている姿や、自分の手で苦しみもがく様を素晴らしい光景だと感じる救いがたい人間もいて、純粋な少女はその事実に耐えきれず壊れてしまって・・・
「トリさんが赤いから幸せは運んでこないんだね」
少女の最後の言葉は呪いだったのかもしれない。最初の切っ掛けはともかくアンクも少女の願いを叶えられて救えたという事実、そして喜ぶ少女の姿に幸せを感じていたのかもしれない。だけど最後はその行いが少女を壊した・・・これを切っ掛けにアンクは欲望について考えを変えていくわけだけど、もしかしたら二人でずっと幸せに生きていけたかもしれない未来もあったのかもしれないと考えると悲しいものがある。アンクが封印れる間際に見た夢が大きな鳥となって、目が見えるようになった少女を背中に乗せて二人で幸せに生きていこうと飛び立つ姿だったのも・・・ね。
もしかしたら映二は少女の生まれ変わりで、色んな景色を見たいと願った少女に代わって世界を旅しているのではないか?そんな妄想が浮かんだ。そうでなくても少女の来世が幸せなものでありますように、と願わずにはいられない。
あ、因みに「王」は鴻上会長の先祖とのことだが思った以上にそっくりで笑ってしまった。まあ会長が完全なまでに「王」にそっくりなら映二と戦うことになったろうけど。そして800年前でも安定のウヴァさんェ・・・


次に第二章、舞台は後島さんがバースになってから伊達さん出発までの数日間の間に起きた物語なんだが・・・ハッキリ言おう、この章は100%作者の趣味全開で書かれた章である。シリアス要素は一切ない!むしろ全編ギャグだ!!なのでこの章の感想はあえて割愛、面白くはあったが読まなきゃ伝わらない部類の面白さだった。その代わりに二つ、いや三つだけ言わせてほしい。
仮面ライダーデスの姿が見たいということ、仮にバースをVシネマ化するならこの話を実写化してもいいかもしれないということ、そして・・・・後半のカッコいい後島さんのイメージを壊したくない人は読まない方がいいよ!!(笑)
ま、他武装に比べて不遇の扱いでありバトライドウォーでも実装されなかったカッターウィングさんを伊達さんが使わなかった理由は分かって良かったけどね。いや、良かないが。


ラスト三章は鴻上ファウンデーションの特別協力員となった映二が紛争の絶えない国で自分に出来ることをしようと手を伸ばす話。
この章は一番短くてその分ネタバレも多くなりそうだからあまり感想書けないんだが、映二の成長が分かる話だった。作中でも歴代ライダー主人公の中では雄介に並んで出来てる人だったのだが、どうしても自己犠牲的な面も強かった。けどアンクや比奈を始めとした仲間たちとの触れ合いを経て、グリードたちとの戦いを通じてそうした面は姿を消して自分に出来る範囲で精一杯手を伸ばす・・・実に主人公らしい成長をしたと思う。
今回の彼の活躍も根本的な解決にはなっていないけど、そこから先は現地の人たちの役目、映二に出来ることはあれ以上ないだろう。しかし本人も気を付けてはいるみたいだが、あんなことをこの先も続けていくのなら映二は前回とは別の意味で絶望するのかもしれない・・・いや、大丈夫か。今の映二には手を掴んでくれる仲間が大勢いるんだから。


そんなこんなで楽しめたオーズの小説。バース編のお陰で少々ネタも固まってきたしな。惜しむらくはアンクと少女の触れ合いをもっと見たかったことか。多分そこは妄想・・・否、想像で保管するしかないが。短くも満たされていた二人、せめて夢の中だけでも幸せに。
さあて、次はキバとディケイドどっちを読むかな。



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どうも、蒼騎士です。相変わらずこっちはゆったりしてます。俗世から離れてるような気分です、そこまで田舎じゃないのに。


ってな訳で、持ってきた仮面ライダーの小説を読む作業に入ることにした。電王・響鬼・W・オーズ・ディケイド・キバの計6冊。並びは読む順番。現在はWまで読み終わったです。以下個人的な感想。

いやあ、本編最終回後の電王は意外に楽しめたよ。テレビとは良太郎を取り巻くイマジンの設定が変わってたり、ハナさんが大人に戻ってたりで少々驚いたけど。あと優斗が犬好きっぽい描写ってテレビ本編にあったっけ?
まあそれらは気にもならない違和感レベル。それより小説という媒体になり地の文もあることで人物の内面がより分かるようになったからかな?良太郎に関しては結構好感が上がった。テレビでも何度か見せてたけど、肝が据わった時の良太郎の割り切りの良さやハッキリと自分の意見を告げるところはカッコいいと思う。優しいだけじゃない良太郎の「僕はハナさんほど純情じゃない」の下り。自分の意見をぶつけたシーンはちょっと興奮したし「よくぞ言ってやった!」と拍手したい気持ちになったよ。「あなたの勝手しゃないですか」ってのは良太郎と同意見だったし。というかどんな理由にせよ犬と子供を蔑ろにするヤツは死ねばいいとおもうので。う~む、やっぱり電王はファイナルカウントダウンまでで終わらせておくべきだったと思うなあ。
ところで、作中でも言われてたが現代の「桜井優斗」はもうどこにもおらず、良太郎の戦友である「桜井優斗」は現代の「桜井優斗」の過去の姿であっても最早別人といっていい存在。そんな残された優斗、つまり良太郎の戦友である「過去の桜井優斗」が愛理と結ばれてもハナは産まれないと思うんだが・・・?それに優斗は愛理に対しての想いがあるだろうし、もしかしたらこの先愛理も優斗の事を想うようになるかもしれない。だけどやっぱり「現代の桜井優斗」と「残された桜井優斗」は違うわけで・・・何だかこんがらがって考えがまとまらんな( ̄ー ̄; ま、あの二人の関係はあの二人が答えを出すだろう。他人の恋路を邪魔するやつは馬に蹴られて死ぬっていうし、今後の推測は邪推にすぎる。
でも↑の疑問とは別に、オーナーが↑のことについて語ってたときの地の文がナレーション形式になってたが、誰のナレーションだったんだ?最初はナオミだと思ってたんだが・・・


次に響鬼。これはテレビの時も思ったんだけど、やっぱりライダーらしくないんだよなあこれは。いや、実際に見てみると面白かったし響鬼そのものを否定する気は全くない。けど響鬼を仮面ライダーとして見れるか?と問われると・・・やはり頷けない。(とか言いつつバトライドウォーではコンボ繋げやすいわ何気に使いやすいわで世話になったけども)
でも舞台がテレビの最終回後ではなく、徳川の時代にまで遡る過去編だったことで鬼の力の起源や歴史が分かったり、安倍晴明だの服部半蔵だのといったニヤリと出来る有名人が出てきたり、今やテレビにはしにくくなった改造人間(作中では化身忍者)が出てきたのは面白かった。というか「変身忍者嵐」に関しては普通にフィギュア化して欲しい。実際にどんな姿か見てみたい。いやまあ怪人っぽい見た目なんだろうけどきっとカッコよく見えると思う。モチーフ的にアンクと歌舞鬼を合わせた感じの姿なのかな?
しかし・・・今でこそ多少納得できたがあのオチには絶句したわ・・・(((゜д゜;)))正直印刷ミスとか別の作品と間違えたんじゃないかと思ったもん。確かに最後の敵の捨て台詞や化身忍者、そして嵐と通じるものはあったっけどさ・・・あれ?響鬼についての感想じゃない気がする。


ラストのW。これは現在読んだ中では唯一の本編中盤の時間軸の物語。フィリップが風邪を引いた翔太郎に代わって探偵の代役を務めるという話やけど・・・
これは面白かった!本編のノリはそのままに小説という舞台で話が展開する。うん、仮面ライダーとしても小説としても楽しめた。普段クールで「星の本棚」という探偵の能力としては反則級の力を使えるフィリップがいざ翔太郎とポジションを交代すると普段の二人の役割分担がどれだけ素晴らしいバランスになっていたのかが分かり、自分の力不足を痛感する。そのせいで不安になるフィリップが「翔太郎なら~」「翔太郎みたいに~」と考え、時に相談する姿にどれだけ翔太郎のことを信頼していたのかが分かる。そうだよな、この頃の二人の信頼関係はかなり強くなってるからなあ。他にもフィリップが年相応にムキになったり、依頼人にして似た者同士として仲良くなった香澄を傷つけた相手に対して本気で怒り終いには「その気になれば世界一拷問に詳しい人間にだってなれる」と脅したり、久しぶりに見たフィリップのいつも通りの姿と改めて見つかった面の両方が見られてニヤリでしたね。
仮面ライダーサイクロンも強かった!風を纏い、風を力に変え、風と共に敵を倒す。しかも風を取り込むことでどんどん強くなるというCJGXになる過程のプロセスをまんま戦力に変えたような力は主人公らしい能力であると共に若干チートな気もする。Wは相手に応じて様々なタイプにチェンジし翻弄するスタイルが特徴だけど、単体メモリであるがゆえに肉体強化特性がフルに発揮されるジョーカーといい、単体メモリであるがゆえに風を力に変える特性がフルに発揮されるサイクロンといい、ひょっとして単体戦力だけで言えばWより上なのではなかろうか??この調子でオーシャンやナスカ、そしてウェザーのライダー姿も出してくれんかねえ・・・(/ω・\)チラッ
しかし・・・フィリップよ、なんて残念な男よ。まあ言葉にして言われたわけでもなし、分からんのも無理はないかもしれんがその行動は・・・ねえ?まあどっちにせよこの頃のフィリップの心は若菜に向いてたからダメだったかもしれんけど。いや、しかしカナリジカンの経った本編終了後でもフィリップのことを想っていたならあるいは・・・?フィリップも彼女自身に対しては満更でもないっぽいし。うん、この二人も今後に注目やな。死にたくないんで関わりはしないけど。あ、でもワシの中でウマと言ったらあの男だし、あの男は邪魔物より当人たちを蹴り倒しそうだから心配だ(=◇=;)


まあそんなこんなで今のところ期待には応えてくれてる仮面ライダーの小説。次はオーズにうつりますかね。






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どうも、蒼騎士です。昨日は40℃超えの場所がかなり多かったようですね。こっちもジメジメしてるし暑いし、やる気が削がれるよ。
ま、ほとんどやることないんですがね。穏やか過ぎて、暑い以外は問題も起きないし昨日であらかた急ぎの仕事も終わったし・・・うん、暇だ。昼寝か読書かパーコレ以外にやることがない。

ところで昨日がコミケ最終日だったようですが、ABの情報って何かありました?それだけがすごい気になってます。ああ、暇だ・・・




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