あの日、世界の終わりの場所で──
たしかに僕は、エデンに流れる歌声を聴いていた。
term-l-pile xel, xin, ole fusen elchel
「ようこそ。エデンに落ち、そして浮遊大陸へと昇り帰った者よ。
千年、凍てついた楽園がお前を待っていた」
clar dackt, mihas /x-madel, elmei valen lihit ti-o-yulis
Sera, X ele slin kyel cielis cley
「シェルティス。キミは今、どこで、何をしてるのかな……」
「……ねえ、本当に? わたしたちは、もう本当に二度と会えないの?」
evhes valen, deus Uhw leya quo feo
xeos loar sis flan-s-keen, Nel sis hiz tinny xes riris tes Zalah
世界の理。
体現する少女と、拒絶する少年。
決して交わることのない、それは重層する世界の鏡界。それでもなお──
世界のどこかで、少女は少年を待ち望む。
世界のどこかで、少年は少女を探してる。
世界の理。
体現する祈りと、拒絶する結界。
決して触れることのない、それは氷結する世界の鏡界。それでもなお──
二つの音色は巡り会う。
nefit Uhz yulis noi kamis egic , Sew ele nelar ris-ia sophia
ris-ia sophia, X ele dia kyel ririsis Uls
……だから。
だから、待ってて欲しいんだ。
今度こそ、絶対に君のところまでたどり着くから。
第七の真音律、エデンの旋律が響くその塔で。
凍てつく時が、動きだす──Yu/ Uhw =C r-sanc uc Eden