安倍政権と全中の対決が抜き差しならない状態になったようです。
石破地方創生相と万歳全中会長の会談が行われましたが、
政権の成長戦略の意を体する創生相は
農業や農村の発展を求めることでは政府もJAと同じだ、と何とか農協改革の手掛かりをつかもうとしましたが、
万歳会長はその手には乗らず、
JAグループの機能をフル活用してもらうことが地方創生に最も合理的で効果的だ、と改めて慎重な姿勢を崩しませんでした。
自民党の農林関係部会は農地転用の許可権限を地方に移譲することを決め、近く閣議決定することになります。
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http://www.47news.jp/CN/201501/CN2015012601002047.html
権限移譲は地方分権に則ったものですが、これが政権が目指す地方創生や農協改革にどう影響するか現段階では分かりません。
だが、足元が揺らいでいるアベノミクスの3番目の矢である成長戦略の突破口を何とか見つけようとする政権は必死です。
さてこの政権と全中の戦いはこれからどうなるでしょう。
TPPもヤマ場に差し掛かっています。
農業開放に危機感を持つ全中など農業団体の抵抗は、これから一段と強まります。
豊かで暮らしやすい田舎を求める夢は実現できるでしょうか。
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