マジで聞くが、一体何年国会議員をやっているんだ?

 長いこと報道界に身を置いてきたから言うのではないが、これ程、無能な政権を見たことがない。コメンテイターの辛坊がラジオ番組で「こんなアホな政権みたことない」と切り捨てるのも当然だ。

 安倍、菅という強面の首相が掻き回した日本社会を自称リベラルな岸田の登場で、少しばかり国民に期待を持たせたのもつかの間、コロナ禍、ウクライナ戦争でとんでもない有事に巻き込まれ、自分でもどこを歩いているか分からないような彷徨政治を始めてしまった。元・前政権の「硬」から「軟」へのイメージチェンジが全くできないまま「聞く力」などという子ども騙しの言葉を口にしたものだからさぁー大変。

 「岸田メモ」には笑ったが、次は「聞く力」ときた。自ら考える能力もない男が、銃撃事件の衝撃が続く中で「国葬」をぶち上げてしまった。コロナ禍の給付金も出したり、引っ込めたりだったな。トップリーダーがいったん口に出したことは簡単に引っ込めるものではない。

 思考力のなさ、決断力のなさをここまで見せつけられたのでは、国民はたまったものではない。コロナ禍にロシアのウクライナ侵略もあって世界も、日本もかつてない危機的状況に追い込まれている。なのに、岸田の口から飛び出す言葉はありきたりで、少しも国民の胸に響かない。政治家の言葉は器量を表す。下僚が書いた紙を読むだけで、自分の言葉がないのではテレビのチャンネルも換えてしまう。広島、長崎の原爆祈念式典の挨拶は例年とほとんど変わらないコピペだった。広島、長崎県民だけでなく国民も、世界もあまりのお粗末さにガッカリしただろう。お粗末を絵に描いたような就任からの1年だった。つくづく考え込んでしまう。これほど芯のない男だとは思わなかった、と。

 

 

★参照記事

 

★安倍氏国葬は参列希望殺到どころか…〆切り過ぎても「諸外国から返事が来ない」と外務省困惑(日刊ゲンダイDIGITAL) https://news.yahoo.co.jp/articles/8b8b9c63be9a04d8b27bd385dd92684abbf235c3…

 

安倍氏国葬は参列希望殺到どころか…〆切り過ぎても「諸外国から返事が来ない」と外務省困惑(日刊ゲンダイDIGITAL) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/8b8b9c63be9a04d8b27bd385dd92684abbf235c3…

→(筆者コメント)

・コメントしようもない。

・随分、いい加減などんぶり勘定だな。招待客・同行者の人数、宿泊ホテルの手配、国内警備態勢が分からなければ説得力はない。海外からの賓客の返事はどうなっている。返事もないのに態勢は組めない。

・国家財政の財布が空っぽなのに、どうしてそんなに金を遣いたがる。自民、公明両党と有志国民、それに散々世話になった旧統一教会の合同葬で済ませなさい。国民の税金はビタ1文遣っては駄目だ。

・苦し紛れのどんぶり勘定。計算根拠不明の数字遊び。終わってしまえば金額など何とでも替えられる。公共事業の当初予算と同じ。

 

 ウクライナのゼレンスキー大統領が米大統領のバイデンとの会談で、ロシアのプーチン大統領にザポロジエ原発の返還を求めると語った。同原発を盾に戦況の転換を狙うプーチンに米国の協力を要請したものだ。

(注)

 

 

 チェルノブイリ原発事故の怖さをプーチンは知っている。だから、追い詰められた今、原発を盾に戦況の立て直しを図るしかない。既にロシアの財政はデフォルト、戦況は思うに任せずただ暴れるだけのミサイル攻撃。それも制裁で半導体が手に入らず、第2次大戦時の古びた武器を利用せざるを得ない。

 しかも戦争の長期化で兵員不足でにっちもさっちもいかず、とうとう強制的に徴兵する軍増員の大統領令に署名した。実質的に国家総動員と同じ。追い込まれる身動き取れない狂気のプーチン。

 昔、帝国陸軍の関東軍は2週間で中国を制圧できると昭和天皇に奏上したが戦争は長期化し、結果は惨敗だった。プーチンのウクライナ侵攻も2週間もあればゼレンスキー政権は崩壊すると踏んだが、侵攻から半年の現状は闇夜に鉄砲を撃つがごときの攻撃。完全に袋小路。頼みの同盟諸国も動かない。プーチンが自ら身を処す時が迫ってきた。

 

 参考:ウクライナへのインフラ攻撃を強めるロシア

 

 

 決定的な世論調査だ。大手メディアの生ぬるい世論調査をひっくり返す。銃殺という戦後世代の者には無縁な凶行が衝撃を与えたことは事実だが、政党史上稀有な長期政権を壟断した安倍政治の悪夢が徐々に国民の中に浸透してきたということだろう。

 自ら「立法府の長」などと中高生もびっくりするような3権分立論を語って恥じない安倍の真実を、国葬という儀式で包むようだと、日本の民主主義は何だったのか、と後世に批判されるだろう。

 私たちに必要なのは、政治的にも経済的にも凋落する日本を立て直すには、2012年の安倍政権復帰に始まる「失われた10年」を取り戻すことではないか。国葬は安倍を民主主義破壊の「殉教者」にしてしまう。彼はそんな崇高な政治家ではなかった。

 歴史に「始まりに結果が現われる」という言葉がある。僕は2012年の第2次安倍政権の発足を「始めに結果あり」と指摘した。恥ずかしげもなく持病を喧伝してコロナ禍で政権を放り投げ、後継の菅政権時代は何故か元気を回復して安保問題で矢継ぎ早の提言、最後は旧統一教会の悲劇を自ら証明するような最期となった。平和慣れした国民には衝撃だったが、率直に言って僕は混迷する社会を象徴する事件が起きてしまったと実感した。

 

文春オンライン調査詳報は→

 

 

 

 

 高市は何か期すものがあったのだろう。

 今回の改造を見れば、第2次岸田改造内閣が文字通り「統一教会内閣」であるがはっきりした。

 任命前に「教会との関係を断つ」ことを厳命したと岸田は言うが、6人の黒色大臣は自ら岸田に教会との関係を申し出ていない。就任受諾後に記者団に各々が自由に教会との関わりの「前科」を他人事のようにしゃべっただけだ。萩生田が改造前に「私は骨格ではなかった」などとメディアの残留予想から外れていることに不満を示したように、各大臣とも岸田を内閣のトップと認めていないような言葉が飛び出していた。

 閣僚に加えて副大臣、政務官を加えると、統一教会のウイルス感染者は20人ほどにもなる。もはや無傷な内閣のメンバーはごく少数派である。開いた口が塞がらない内閣の顔ぶれである。

 岸田に内閣を統べる指導力もカリスマ性もないということだ。まるで太平洋戦争当時の近衛首相のような「お飾り首相」を思わせる非力ぶりだ。

 前にも記したが、岸田の口から飛び出す言葉は、まるで労組のスローガンの如き言葉遊びとしか言いようがない。何事も決められない様子見の禅譲期待男の岸田だから、周りを緊張させるようなドスの利いた言葉を期待できないことは分かっていたが、就任以来の迷走ぶりは今さら取り上げるまでもないだろう。

 参院選の大勝で安定飛行を思わせたが、コロナ無策に加えて安倍の国葬決定、駄目押しは統一教会問題だった。岸田にこれらの難問を突破する破壊力はない。安定政権どころか、ダッチロールが始まった岸田政権の先行きは、異常気象の発生で運休せざるを得ない航空、鉄道ダイヤを見る如くだろう。真夏だが、既に秋の政局をにらんだ蠢きが始まっている。操舵不能な岸田丸に降り懸かる荒波はどんなものか注視しよう。

 

参照記事:毎日デジタル8月15日配信(一部)

 高市早苗経済安全保障担当相は14日夜、自身のツイッターに「組閣前夜に岸田(文雄)総理から入閣要請のお電話を頂いた時には、優秀な小林鷹之大臣の留任をお願いするとともに、21年前の掲載誌についても報告を致しました。翌日は入閣の変更が無かったことに戸惑い、今も辛(つら)い気持ちで一杯です」と投稿し、自身の入閣に不満を漏らした。

 とうとう次のような記事を読まされる羽目に至った。
 
 週連続で日本が世界最多感染 新型コロナ、米の2倍(8/11(木) 6:32共同通信配信)

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルス感染症集計で、1~7日の1週間の新規感染者数が日本は149万6968人に上り、3週連続で世界最多となった。次いで多い米国の75万人、韓国の71万人と比べると約2倍で突出した多さとなっており、世界全体の週間感染者698万人の21%を日本が占めている。

 前週比の新規感染者数は、日本を含むWHOの西太平洋地域事務局管内が29%増。他地域が軒並み減少する中、唯一増加しており、世界全体の感染者数を3%押し上げる要因となっている。

 一方、同期間の死者は米国が2764人で世界最多。

こんな記事を読みながら、第2次岸田改造内閣の顔ぶれを見て思わず僕はつぶやいてしまった。

「無策の果てがこの有り様だ。岸田は「政策実行内閣」と自慢して見せたが、これまで彼が「実行」して見せたことあるか。内閣改造と党役員人事を前倒して「統一教会隠し」をやると思ったら、結局教会隠しどころか隠せない新顔ぶれで終わってしまった。つまり、自民党内には統一教会という癌細胞が全身転移してしまっているということ。自民はもはや「公党」しての存在感はない。カルト宗教にしがみ付くしか生きていけない野合集団となってしまった。」と。情けない限りである。

 自民党支持者、特に熱烈な岸田ファンには申し訳ないが、岸田は物を考える能力がない。かつての安倍1強時代はひたすらポスト安倍を懇願しての禅譲の日々。あの頃の習性がいまだ岸田をがんじがらめにしている。安倍の亡霊を怖れているのか、安倍の岩盤支持層の反旗を怖れて旧宏池会のリベラルと新自由主義の狭間で翻弄されているとしか見えない。

 今のような内外の有事下で知恵も考えも及ばない岸田に羅針盤を期待するのは無い物ねだりでしかない。