はい、これぞ私の トラウマ映画 です。
年代的に古さは否めませんが、この作品からホラー映画の
常套シチュエーション が確立したのではないかと思われます。
前作 「サスペリア」 キャッチコピー 「決して ひとりでは見ないで下さい」
今作では 「約束です!決して ひとりでは見ないで下さい」
「約束」 付けただけやん!
ダリオ・アルジェント 監督の代表作ですね、ホラー映画の 金字塔 です!
斬新な映像と凝った演出、残虐で鮮やかな殺害シーン
最後まで犯人がわからないトリックとサスペンス。
ゴブリン の音楽は耳障りなほどに鳴り響き、不穏な空気どころか
既に逃げ道はない絶望まで感じる。 (私はサントラも購入済みw)
この作品を 「サスペリア2」 としたのは邦題であって、イタリアでは全く違う題名。
サスペリア三部作 の3人の魔女の世界とは異なり
純粋に殺人犯を追うクライム・サスペンスです。
初めて見たのはTVでオンエアされた時だったのですが
下に貼った冒頭のワンシーンだけで !「ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ」
それだけで!それに1人だったので!
怖さのあまり見るのを止めてしまったのです。
何年か後に再挑戦、決して1人では見なかったのでなんとか見ることができました。
今にして思えばそこまで恐れることはなかったとはいえ、見直してもやっぱり怖い。
今現代のホラー・サスペンス・スプラッタなど
足元にも及ばない怖さだと…
この映画に関しては、素晴らしいレビュー書いている方が沢山いらっしゃいます。
今回あらすじはザックリにして、私の主観による勝手な
見どころ と ツッコミどころ について書きたいと思います。
ここからネタバレ
(犯人もすぐ言います!)
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【 登場人物】
マーク……主人公のピアニスト。怖いモノ知らず感 がハンパない(笑)
ジャンナ……マーク以上に 怖いモノ知らず、一緒に犯人探しをする新聞記者。
(公私共に アルジェント監督のパートナー)
ヘルガ……超能力者。最初に殺されたが、犯人にとっては2番目の殺人。
アマンダ……本の著者、3番目に殺される。
ジョルダーニ……心理学者。4番目に殺される。
カルロ……マークの友だち。酒浸りで鬱屈している理由が後でわかる。
カルロの母……犯人。精神分裂症でカルロ幼少の頃、夫をカルロの目の前で殺す。
ミイラの死体……実はこれが最初に殺されたカルロの父親。
冒頭、子どものハミングみたいな牧歌的な歌の背景で
ナイフを何度も振り下ろしている影!恐ろしすぎる!
そして刺したナイフを床に 「ゴロッ」、空耳アワーではないはず....?
【この映画の見どころ①】 音楽と音が効果的である♪
真紅のカーテン を背景に講演会で話す、
のちに犠牲者となる心理学教授と女超能力者。
もちろんこの後に幾度も流れる惨劇中の 血の赤、
ブログの一番下にも貼った最後に流れる 血だまり、
この映画の原題 「PROFONDO ROSSO」
英題 「DEEP RED] 、日本での副題 「紅い深淵」
【この映画の見どころ②】 色彩が効果的である。
犯人は講演会から 「そこにいる」 のですが、もちろん顔は見えず。
犯人目線でトイレへ行っても鏡は曇ってうっすら形状のみ。
壇上の超能力者ヘルガに過去の殺人を見透かされ、この中に犯人がいる!
隠そうとしてもわかると.....
【この映画のツッコミどころ①】
そんな超能力者がいたらこの世に犯罪はなくなってるのでは?
てか、普通まず警察に言うところじゃない?
まぁそう思ったところで、だいたいが
【映画の常套ツッコミどころ①】
ホラー・サスペンスものの警察は無能である
という 常套シチュエーション にぶち当たるので
まぁ、いっか..... となるのです。
マークとカルロはヘルガの叫び声を聞く。 (このバー大きな通し窓がイイネ!)
どこだ?と周囲を見渡すと、マンション上階の窓から.....
しかしすぐに後ろからグサッ!
窓ガラスを割り頭から突っ込んで血まみれに!
殺害シーンは貼っていません、あしからず。
マークはすぐにその部屋へ!
すぐ上がっていったから犯人は逃げる暇はなかったはず!
気味悪い絵がたくさん飾られている。(これも常套シチュエーション)
廊下を通っていったら
入る時にあった絵が
出る時消えていた気がする。
ツッコミ所ではないですが
サンドイッチを食べながら現場検証する
無神経な警察が非常に気になりました~ エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
マークとジャンナは独自に事件を探り始める。
目撃者は犯人の顔を見ているとニュースに出て、犯人も見ているのか
マークは自宅で襲われそうになって逃げます。
一緒に講演していた心理学者に聞き、「現代の幽霊伝説」 なる本を図書館で調べる。
カメラが引いていて、まるで 犯人の視線 のようです。
こんなシーンが幾度もあり、ここは大丈夫かな、と思うとカメラがまた引いていき.....
やっぱここにもいるんじゃん!
【この映画の見どころ③】 犯人の視線が常に感じられる恐怖。
しかしココはいいとして、その後マークが厨房で話してたことがなぜわかる?
「その本の著者にこれから会ってみる」 と電話していただけで
著者は犯人に先回りして殺されてしまうのです!
【この映画のツッコミどころ②】犯人がいつも先回りしている。
この映画だけでなくやっぱり 常套シチュエーション かもしれませんがね。
ありえないほど有能で機敏で、忍者ぐらい気配を消せないと無理なのでは?
本の著者は過去の惨劇を知ってる訳では無いんだろうに、
屋敷の場所知ってるだけで殺されるの?
なんてツッコミも入れていると、クローゼットの中であの目が光る!
もういるよ〜 ((´・ω・`;))ブルブル
犯人はいつも 茶色のコート に黒い皮手袋をしている。
男だと想定されていましたが、時々映るこの ブキミな血走った目 .....
黒く太すぎるアイライン....
ここでも犯人は女?とは思わなかったのです!
気づかなかったのは私だけではあるまい。(´-ω-)ウム
出た! 子どもの歌&首吊り人形。
アマンダは編み針で応戦しようにもアッサリ殴られ
這いつくばってバスルームに逃げる。
犯人バスタブに熱湯を出して貯める。何する気や!
熱湯に顔を突っ込まれ、火傷で顔がブクブクに爛れて死ぬ。
火傷の顔が酷い…
殺害シーンは貼っていません、あしからず。
瀕死のアマンダは死ぬ前、湯で煙った浴槽に 指で文字を書く……
その後到着したマークがまたもや第1発見者に。
常套パターン では無能な警察に逮捕されてるところだが、そうはならなかった。
その後心理学者も現場を見にくる。
都合よく お湯を流したまま放置し
電話に出るお手伝いさん。(ココもプチツッコミ所)
湯気でダイイングメッセージが浮かび上がる!
「ESTAT」 て、どーゆー意味?この文字でわかったのか心理学者?
はい、わかります!次はコイツが殺られちゃうのね。
ここまで被害者すべて自宅ばかり、しかも一人。
これも 常套 かもね、上等上等。
【この映画のツッコミどころ③】 いつも自宅の鍵が閉まってない。
窓は間違いなく開いてるのが基本。音もなく入って来れる。
突然 カラクリ人形 が飛び出しカタカタ迫ってくる。
時々出てくるキューピーみたいなおもちゃ、著者の部屋でも人形が首吊りされてたり
【この映画の見どころ④】
惨劇前の小物が効果的。なぜソコまで?殺人犯のこだわり。
必ず 「子どもの歌=殺人テーマソング」 もかかります。
これをかけないと殺せないの?
テープまで用意されてるという周到さ…
それに気を取られている間に、横の窓が ちょうど 開いていて棒で1発!
男でもアッサリ倒され、硬そうな家具の 角に角に!口を、歯を!
ガンガン打ちつけられる。(角 イタい〜!)
倒れた所を ナイフでグサリと!
殺害シーンは貼っていません、あしからず。
それから、これも確定ですね。
犯人が女で被害者が男であっても、どんな無理ある態勢であっても
【映画の常套ツッコミどころ②】
基本被害者はアッサリ倒される。
マークは売り家になってた 怪しい屋敷を 偶然 見つける。
屋敷に入り突き当たりの壁が変だと、漆喰を剥がし 子どもの描いた絵 を発見。
子どもがナイフを持ち、刺された大人が描いてある。
しかし元の絵はその横に、もう1人描かれていたのである。
マークとジャンナさすがにビビりだし (遅いわ!) 2人で逃げようと計画。
ここでちょっとお茶目なシーンも、ここまで怖い映画では どうでもええわ~
しかし本と見比べていたら、写真には載っていたはずの窓がない!
マークは屋敷に戻り壁を壊し始める。
塗りこめられた窓の中には部屋があり、ミイラが椅子に座っていた。
と、いきなり誰かに後ろから殴られた!
しかも目覚めたら屋敷は燃え、死体の証拠はなくなってしまう。
【映画の常套ツッコミどころ③】
基本主人公は無鉄砲なことをして墓穴を掘る。
管理人さん?の子どもが、その絵を学校で見たと発言。
資料室を探してたら 首吊りの絵がいつのまにか黒板に書かれている。
ジャンナも刺されたのか?倒れていた。(生きてたけど)
ここでやっとカルロの登場です! (遅いわ!)
屋敷で後ろから殴ったのが犯人だったら、マークの命はなかったハズですね。
これは実はカルロだったようです。
マークはここまで逐一親友カルロに報告していました。
酒浸りでろくに聞いていなかったような彼が、キーパーソン だったというわけ。
「君を好きだったけど殺すしかない」
そこへ警察が (遅いわ) カルロはあわてて逃げる途中で
トラックに服のベルトか紐が引っかかり........
走る車に引きずられ.....(痛い)
後ろから来た車にひかれ、頭がグシャ!
不慮の事故シーンは貼っていません、あしからず。
カルロの犯行だったのか?マークはそこで気がつくのです。
最初の殺人の時は彼と一緒にいた。「不可能だ!」
重要なものを見ているのにもかかわらず
見過ごしている。
マークは最初の殺害現場にもう一度行く。(立ち入り禁止では.....?)
入る時にあった絵が出る時消えていたわけではない、
「鏡を絵だと思っていた。
そこに犯人が映っていたんだ」
(filmedvd.it より)
そういえばカルロに会いに行ったら
お母さんからどうでもいい話を聞かされたとか、話もつじつま会わなくて変だったけど
今思うと意味があったとか、電話をしたら不在でお母さんに行き先を話したとか
多分 「このオバサンはどうでもいい人」
となっていたからなんですねっ!
【この映画の見どころ⑤】
犯人の手がかりを最後にキッチリ
回収してくれたところ!
当時は思ってもみない犯人の意外性が絶賛されたようです。
そういえばオバサン、こんなことも言っていた。
「私は女優だったのに結婚して仕事をやめてしまったの」
そして精神分裂症になって夫から病院に監禁されそうになり、
夫を息子の目の前で殺してしまったというわけ。
「カルロは私をかばっただけよ」 息子は愛していたようだ。
手斧を振り上げ迫ってきたがマークは避け
オバサンはネックレスの金具を
エレベーター に引っかけてしまう。
そしてマークがボタンを押す!.....
(上ですか、下ですか?どっちでもいいわい!)
ネックレスが引っ張られ締まっていき.....首チョンパ!
「ぎゃあああああああああ!」 悪いオバサンだが悲惨な.....
自業自得のシーンは貼っていません、あしからず。
外国のエレベーターはこんな枠組みが外側にあるのね!
余計なことだがこの状況でなくても危険だ~と思った。
エレベーター事故は多いから気をつけよう。
ネックレスはワンポイントがないものにしよう。
と言っては来たものの、ここまでツッコミどころ多いのはスゴいです。 (褒め言葉です!)
ホントにドギモを抜かれて、マジで恐怖にチビリそうになった。
衝撃と共に私は、この映画から
ダリオ・アルジェント の 大ファン になりました。
当時のチラシにも書いてあったように 「映画は凶器だ」
最後に エレベーター をもってきたところが最大級の破壊力。
【この映画の見どころ⑥】
ラストの衝撃度が高すぎて
トラウマになること必至!












