(画像と動画を加えて再編集しています^^;)
前回の 「淵に立つ」 あまりにグッときて2度と見たくない映画 でしたが、
これは あまりにグッときて3度も見た映画 です。
まぁ、感じ方は違うけど
どちらも同じ👍👍👍👍👍👍
これがきっかけで、韓国ノワール映画 にハマりました。
アニキ役の ファン・ジョンミン にもハマりました。 片っ端から観ようと思ったら、ファン・ジョンミン 出てる韓国映画 多すぎる!
で、韓国映画ってほとんど 俳優の顔ぶれが同じ!
でもって、韓国映画自体にハマりました。
知ってる顔が たくさん出てたほうが勝ち!賭けをして観るとおもしろいですよ~( ´艸`)
上司役の チェ・ミンシク も、出てる映画多すぎますね。
「オールド・ボーイ」 の狂気が強すぎますが、今回はシリアス。
ここからネタバレ
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【登場人物】
ジャソン……イ・ジョンジェ、主人公で潜入捜査官。
チョンチョン……ファン・ジョンミン、組織内では実質№2か?ジャソンのアニキ的存在。
ジュング……パク・ソンウン、同じく№2でアニキと勢力争い中。
上司のカン……チェ・ミンシク、警察署内での親父替わり。
スギ……以前の№2、今は弱いが勢力争いに参戦中。
囲碁の女先生……ソン・ジヒョ、ジャソンとカンの連絡係をやっている。
ジャソンの妻……カンに弱みを握られ夫の監視をやっている。
延辺の物乞い……チョンチョンの実働部隊。
最初のシーン。
同じく組織内にもう一人潜入捜査官がいて、それがバレて血まみれの拷問...
コンクリートを 漏斗で 口に流し込まれ… ∑(゚Д゚;)
東京湾じゃなくてどっかの韓国の湾に沈められます。
韓国ヤクザ怖い〜 ヒィィィィ
冒頭からスゴイ掴みです!
そんな光景を日常茶飯事見ているジャソンは、自分も気が気でない!
しかし上司、脅迫まがいで 潜入捜査を続けることを強要!
ジャソンは下っ端の警察官だったんですが、このカンさんが見込んで
親父替わりを勝手にやってる んです。
勝手にやってるとしか思えないな〜(^^; 、ジャソンは全然
ありがたがってない もん。
ジャソンはチョンチョンの手下のなっているんですが、とにかく
チョンチョン兄貴 がスゴーくいいんです!
空港に降り立った姿は、派手なグラサンと白ジャケ、そしてなんと
裸足にスリッパ ( ゚д゚)
(tumblr.comより)
ジャソンに親しげに
「ブラザー、ブラザー」
ベラベラしゃべくり、キンキラキン の偽ブランド時計をジャソン夫婦にプレゼント〜(^^;
軽そうなヤツだし、ウザイし、ダサいし、ふざけて部下をポンポン殴る。
正直、わたし最初は、こういうタイプは苦手だな…と思い、
アニキのシーンは いなして しまいました。
。。。_| ̄|○
後からスゴーく後悔した〜(;´Д`)
ジャソンは、そんなアニキと不機嫌そうに接してますが、これ、もしかして ツンデレ か?
2人のあいだでは、ボケとツッコミ が見事にできてます。
ハードボイルドな映画の中で、2人のシーンは フフフ です。(≧∇≦)
ここで、名バイプレイヤー、最大のライバル、ジュング登場。
タイプは真逆で、ゴルフクラブ 握ったら最強!
チョンチョンをけん制して、車で轢き殺そうとしてみせて、この表情。 (;´Д`)
目が!目が全然笑ってないよね〜
「お気をつけて~」
この時ジャソンがチョンチョンを身を挺してかばいます!
気持ちはすでに、アニキのほうにある。( ゚д゚)ウム
ジュングとチョンチョンの後継者争いに介入し、組織 ゴールドムーン の壊滅を計る
「新しき世界」 プロジェクトが始動するんです。
いや、違うのか!?
生コン漏斗 後の場面で、
組織のゴッドファーザー が交通事故で死にますが、それがプロジェクトの始まりなのかも。
(imdb.comより)
この事故も酷すぎるし会長の死も謎ですが、組織の 「仁義なき戦い」 勃発です。
上司のカンさんが、ジュングにチョンチョンの悪口を吹き込むんです。
アイツを殺らないとダメだな…
と思わせるんです。
カンさんの手段を選ばないところが納得いきませんね~(−_−#)
嫌がるジャソンに、囲碁の先生をお目付け役として、
なんとジャソンの妻ですら使い、夫を監視させている。
カンさんが嫌いになってきました。
(tc-ent.co.jpより)
カンさんが思わせぶりだからいけないんだと思うけど、
兄貴は警察の動きを調べさせ、内部に潜入捜査官がいるのに気づきます…
チョンチョン兄貴も、漫才やってるワケじゃない!やっぱヤクザなんだ〜(^^;
「延辺の物乞い を呼べ」 アイツらか?
他の映画でも出てきましたが、出てくるとたいてい 痛い 場面です。
そこからが、スゴーく 怖い!
ジャソンを埠頭の工場みたいな所に呼びつけ、不吉な ドラム缶 を指さし
「ぱっぱらぱー!」
アニキ、いつも通り笑っています…ジュングと違い、
目も笑っているように見えます!
しかし、ジャソンの冷や汗は止まりません。
観てるコッチも汗をかいてしまうほど ゾッ とする場面!
震える手でドラム缶を開けると……
(imdb.comより)
息も絶え絶えの囲碁の先生が登場!
ヒィー(((゜Д゜)))
先生何されちゃったんだよ〜
傷だらけの下着姿。
ジャソン、冷や汗をぬぐいながらも、意を決して 銃で撃ち殺します。
このまま生かしても、拷問とか、レイプとか、いろんな、いろんな、
いろんなことが待ってるに違いないし。(;°皿°)
囲碁の先生、こんな最後…捕まった時から 覚悟を決めていたのでしょう。
殺される前に、いいんです とばかりに、うなずきます。
あんなオヤジに、なんの恩義があるとゆーの!
カンさんがますます嫌いになってきました。
その後アニキは、ジャソンに資料を投げてよこし、
「次を見てみろ、もう1人いる」 ......!
とうとうきたか...!?
心拍数がMAXになったところで、
アニキブチ切れ!いきなり、スコップで滅多打ち!
。。。。。。ジャソンを?
いや、ジャソンの隣のヤツを!
俺じゃなかった...
すぐ横にいたヤツ、なんとコイツも潜入捜査官。
潜入捜査官、多いこと多いこと w
しかし、アニキにはわかっていたんです。
ジャソンの正体を。
(imdb.comより)
この時にはすでに!
裏切られてることがわかっていたんですよ?
でも何も言わなかった。
どんなにツラいでしょう…
そして、何も言えないジャソンも辛すぎる…
寂しい…(´;ω;`)
そして、宿敵ジュングは部下を総動員、チョンチョンを一気に襲撃させます。
銃規制ありの韓国、やはり乱闘シーンでは必需品なのが、
ナイフ、金属バット、チェーン、ハンマー、斧、熊手、スコップ、そして
台所にあるような包丁!
延辺の物乞い は銃を使ってましたが、
とにかく韓国映画の乱闘シーンは 痛い!
痛そうなツール総動員です!
多勢に無勢だが、アニキも強い!
鬼神のごとく なぎたおしますが、さすがにヤバイ!
逃げてください!と部下たちにエレベーターのほうに押し込まれると、
なんとそのエレベーター内に!5,6人のナイフを持った敵が...
もう遅い!狭いエレベーター内で、アニキ1人で。。。。。
しかし、何度刺されても死なず、瀕死になりながらもアニキ 余裕の手まねき で
「かかってこいや~!」 ((゚m゚;)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ジャソンがアニキが襲撃されたのを知り、病室に駆けつけると
チョンチョンは最後の息を振りしぼり、
「もう会えないと思ってた。チョーうれしいぜ......
強くなれ。強く生きるんだ。オレの舎弟よ。
それがお前の生きる道だ......」
と言って息をひきとります。。。。。。。
アニキ~! (´;ω;`)ブワッ
(imdb.comより)
ジャソンは、アニキに言われた最後の土産を金庫から受け取ります。
そこには、ジャソンが潜入捜査官だという証拠資料 と、
いつかの偽ブランド時計が入っていました……
ジャソンの深い悲しみが伝わります。
そして、彼は何かを決意します。
(imdb.comより)
ここから、あの 「ゴッドファーザー」 のラストシーンを踏襲した、早い展開がやってきます。
コルレオーネ・ファミリーの
長男サニー と チョンチョン兄貴 は似てますね。仁義に厚く、ケンカに強い。
三男マイケル と ジャソン も似てます。 継ぎたくない家業を継ぐ決意をする所とか。
ほぼ同時に①~④が進行!
もちろんジャソンが 延辺の物乞い をはじめ、
手下大勢を各場所に手回ししたわけですが…
①ジュングを、ビルから落として殺害させる
②警察と組んで、ジャソンも排し後釜に座ろうとしていた チャン・スギ を返り討ちにし殺害
③署内でもう一人、ジャソンの正体を知る コ課長 を銃殺させる
④そしてとうとう、育ての毒親?カン を刺殺させる
殺されたカン、こうなってみると
ジャソンからも、視聴者からも、これだけ 嫌われる勇気 は逆に 魅力 です。
ジャソンは②の場所から、後継者決定会議に何事もなかったかのように現れます。
ここがゴットファーザーの貫禄十分!
彼の強い決意が感じとれます。
(instiz.netより)
どっちつかずだった彼の生き方は、 最後にアニキが決めたのでしょうか。
すべてを排し、一人で背負っていくジャソンは、これからどうなるのか。
この悲愴な決意は、きっとアニキが見守っているに違いない。
①~④が終わるころ、ジャソンは
ゴールドムーンの会長 の座につくのであった。
最後に、アニキとジャソンの6年前のやんちゃな時代の場面が…
2人はこの頃から、強いモノで惹かれあっていたのかもしれないな...
こんなん最後もってきたら↓ マジ 泣きますって!
(imdb.comより)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
余談ですが……
「新しき世界」のイメージ画像、上のと別にもう一つ。
これは、他の韓国映画でもパロってるものがあって、とても面白かったんで、
貼らせていただきました。
他にもこんなのとか↓
(k-styleより「二十歳(2015)」)