〜茨城県結城市の妖怪スポット・安穏寺〜





九尾の狐に関するスポットが結城市にある。


取材子がその事実を知った折にはとても驚いたのを今でも覚えている。




誰もが知る最強妖怪・九尾の狐は、人間達との戦いに敗れ、栃木県の山で石となり、その石からは毒気を放っていた。


それから200年程が経ち、九尾の狐が化けた石に挑むために、結城市にある安穏寺(あんのんじ)というお寺から源翁和尚という名の高僧がやって来て
石を粉々に砕くと、その石から毒が発せられることは無くなったという。




源翁和尚が石を砕いた日の夜、安穏寺に戻ると、美しい女性が訪ねて来て
女は「おかげさまで成仏することが出来ました」と言うと、源翁和尚の前で姿を消したという。