〜山形県山形市の妖怪スポット・山形県立博物館〜















国宝『縄文の女神』が展示されていることで有名な

山形県立博物館ではケサランパサランを見学することが出来る。




 

ケサランパサランとは、テンサラバサラとも呼ばれる幸せをもたらす白くてふわふわした毛玉のようなものである。









この毛玉、かつてはブームになったこともあり

熱烈な愛好者もいる代物なのだ。






植物、動物の毛、昆虫、鉱物から腸内結石、妖怪まで、その正体については諸説あるように

はっきりしたことはまだ明らかにはなっていない。






ケサランパサランを飼うには、空気穴を開けた桐箱を用意し、餌である白粉(おしろい)と一緒に入れておく。






そうするとケサランパサランは白粉を食べて生き続けるといわれている。




豆粒よりも小さな糞をすることもあるというから動物なのかもしれない。





また1個が2個と増殖することもあるそうだ。





山形県では、ケサランパサランは、年に1度しか見てはいけないとされている。





何度も見てしまうと、幸せが逃げてしまうというのだ。


その為、実際に貧乏になった家があったという。