〜山形県高畠町の珍大仏・龍寿院〜







一風変わった大仏は龍寿院という寺院の庭先にあり、覆屋が架かっている。





その覆屋の横には何故か巨大な草鞋(わらじ)が吊り下げられている。







大仏は大日如来(だいにちにょらい)を模して鎌倉時代に造られたもので、高さは5.4mである。





もともとは湯殿山信仰の象徴であったようだが、なぜだか旅の道中安全の祈願、そして今では足の守護神ということになってしまっている。





そんな背景から大仏の周囲には下駄や草鞋、スニーカーなどの履物が奉納されている。